AIで画像を高画質化|320pxから2880pxにして実測しました

昔の写真や、保存し直して劣化した画像をきれいにしたいというニーズに対応するのが、AIの高画質化機能です。

ただし、本当に元に戻せるかどうかは、きれいな画像を見ただけでは判断できません。

そこでわざと320pxまで縮めて圧縮した画像を作り、そこから高画質化を試みました。元の画質と比較することで、どこまで画質が回復したかを確認できます。

消費は1枚8クレジットでした。

検証日: 2026-08-16。PixVerseの有料プラン(プロ)で、ミニアプリの「AI高画質化」を使いました。入力には、当サイトで生成した1024pxの画像を320pxまで縮小し、JPEGで強めに圧縮したものを使っています。消費クレジットは生成前後の残高の差で実測しました。比較画像は、元・低画質版・高画質化後の3つを同じ大きさで並べ、拡大部分は同じ座標を切り出しています。素材はすべてAI生成で、実在の人物・製品ではありません(仕様や料金は変わることがあります)。

結論:320pxから2880pxまで戻りました

先に結果です。

題材入力(低画質にしたもの)出力消費
マグカップ320×3202880×28808クレジット
人物178×3202142×38408クレジット
ラーメン320×3202880×28808クレジット

縦横それぞれ9倍、面積では81倍という結果になりました。表示された数字と実際に減ったクレジットは一致していることを確認できました。

管理人も、320pxまで落とした画像はさすがに戻らないと思っていました。並べてみると想像よりずっと近いところまで来ています。

元・低画質・高画質化を並べます

画像は左から①元の画像、②低画質にした入力、③AIで高画質化した結果の順に並んでいます。

②を今回の出発点として、これを③へ変更しました。①と③を見比べることで、どこまで戻せたかが確認できます。

元・低画質・高画質化を並べます

細部を拡大して比べます

縮小表示では差が分かりにくいので、同じ場所を切り出して拡大しました。

上段はマグカップの湯気を表現しています。②では湯気がのっぺりつぶれてしまっていますが、③では筋が復活し、カップの縁のざらつきまで出ています。

②でつぶれていたネギの粒が、③では1粒ずつ区別できるようになりました。器の縞模様も、下段はラーメンの具材として鮮明に再現されています。

細部を拡大して比べます

ただし「元通り」ではありません

正直に書きます。高画質化は失われた情報を取り戻しているのではなく、AIが推測で描き足しています。

拡大比較の下段を見ると、それが分かります。

  • ③は①より輪郭が強く出ています。ネギの縁がくっきりしすぎて、少し作り物っぽく見えます
  • 細かい模様は「それらしく」描き直されています。元と同じ模様が復元されているわけではありません
  • そのぶんパッと見の印象は元よりシャープになります

SNSやバナーに使う分には十分ですが、元の写真を忠実に復元したい用途には向いていません。

高画質化した結果

マグカップの検証では、入力が320×320だったのに対し、出力は2880×2880まで拡大するという結果になりました。

高画質化した結果

使い方は4ステップです

手順を書きます。

  • ミニアプリから「AI高画質化」を開く:機能メニューから該当項目を選択します。
  • アップロード枠をクリックする:画像を選ぶウィンドウが開きます。
  • 画像を選んで「確認」を押す:ここを押さないと登録されません。
  • 「生成」を押す:ボタンの数字が消費するクレジット数です。
管理人がつまずいたのは3番目でした。画像を選んだだけでは枠の表示が「0/1」のままで、確認を押して初めて「1/1」になります。

対応形式はJPG・PNG・WebPの3種類で、画像は最大4Kまで読み込めます。

コストのめやす

当サイトで測ってきた機能と並べます。

やること消費
背景を削除する5クレジット
画像を高画質化する(今回)8クレジット
テキストから動画を作る50クレジット
テンプレートで動画を作る164〜246クレジット

画像の加工は1桁のクレジットで済みます。動画を作るのと比べると、気軽に試せる範囲です。

検証しきれなかったこと

今回わからなかった点です。

  • 実写の撮影写真では試していません。素材はすべてAIで生成した画像を加工したものです。
  • 文字が写り込んだ画像は試していません。看板や書類の文字がどこまで読めるようになるかは未確認です。
  • もっと劣化した画像(100px以下など)では試していません。
  • 数字は2026年8月16日時点のものです。料金は変わることがあります。

よくある質問(FAQ)

最後に、よくある質問をまとめておきます。

画像の高画質化は何クレジット消費しますか?

実測で1枚8クレジットでした。3枚試して、いずれも同じ消費です。ボタンに表示された数字と実際に減った数は一致しました。

どのくらい大きくなりますか?

320×320の画像は2880×2880に拡大されました。縦横ともに9倍、面積では81倍という結果になりました。178×320の縦長画像は、2142×3840までサイズが変わりました。

元の画質まで戻りますか?

完全に元の画像に戻すことはできませんでした。AIが推測に基づいて描き足しているため、細かい模様は「それらしく」再現されます。一方で、輪郭は元より強く出る傾向があり、少し作り物っぽく見える結果になりました。

どんな画像に向いていますか?

SNSやバナーなど、見た目の印象を整えたい用途には向いています。一方で、元の写真を忠実に復元したい場合はおすすめしません。

対応している形式は何ですか?

JPG・PNG・WebPです。画像は最大4Kまで入れられます。

まとめ

320pxまで落とした画像を元に戻すと、2880pxまで回復しました。湯気の筋やネギの粒立ちなど、つぶれていた細部も鮮明に復活しています。

ただし元通りに復元されているわけではありません。AIが推測で描き足しているため、輪郭は元より強く出ます。見た目を整える用途には向きますが、忠実な復元には向きません。

消費は1枚8クレジットです。うまくいかなくても損失が小さいため、手元の低画質な画像で一度試してみるとよいと思います。

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