AI動画生成モデル15種の実測データ一覧|同じプロンプトで生成して消費クレジットと作例を比較【2026年8月3日 追試】

『動画生成 AI モデルで動画を生成したいんだけど、結局どのモデルを使えばいいかわからない。』

AI動画のモデルは次々に増えていて、名前だけ見ても違いが分かりません。料金表を見比べても、実際にいくらかかるのかは生成してみないと分かりません。

そこで管理人が、まったく同じ日本語のプロンプトを11のモデルに入れて、1本ずつ生成しました。消費クレジットは残高の差で測り、出てきたファイルの解像度・尺・ビットレートも1本ずつ読み取っています。

結論を先に言うと、いちばん安い15クレジットのモデルが、いちばん高い100クレジットのモデルに数字で勝ちました

もちろんビットレートだけじゃなくて、実際に生成された動画を一目で判断してもらうことも重要だと思っています。私個人の感覚だけで判断しても、おそらく説得力もないと思います。

今回の記事では、ちゃんと生成した動画をプロンプトとともにすべて作例として載せておりますので、ぜひこの記事で各モデルの特徴を理解した上で、皆さんの用途に合った最適なモデルを選択してください。

検証日: 2026年7月27日。Pollo AIのウルトラプラン(実際に課金)で、同一の日本語プロンプトを11モデルに入力して各1本ずつ生成しました。消費クレジットはすべて生成前後の残高の差から測った実測値です(合計393クレジット)。解像度・尺・ビットレートは、生成された動画をダウンロードしてMP4ファイルのヘッダから読み取っています。円換算はウルトラプラン(月$219/10,000クレジット)を基準に1ドル150円で計算しました。尺と解像度はモデルによって選べる項目が違うため完全にはそろっていません。実際の値はすべて表に記載しています。
  1. この記事は「データの一覧」です
  2. 検証の条件:プロンプトを完全に固定しました
  3. 結論:いちばん安いモデルが数字でも上位でした
  4. 11本を安い順に並べて確認
  5. 1本目:Pollo 2.5(15クレジット・約49円)
  6. 2本目:Hailuo 2.3(20クレジット・約66円)
  7. 3本目:Luma Ray 2 Flash(20クレジット・約66円)
  8. 4本目:Vidu Q3 Pro(20クレジット・約66円)
  9. 5本目:Wan 2.7(20クレジット・約66円)
  10. 6本目:Sora 2(30クレジット・約99円)
  11. 7本目:Veo 3.1 Lite(30クレジット・約99円)
  12. 8本目:Kling 3.0(40クレジット・約131円)
  13. 9本目:HappyHorse 1.1(48クレジット・約158円)
  14. 10本目:Seedance 2.0 Mini(50クレジット・約164円)
  15. 11本目:Seedance 2.0(100クレジット・約328円)
  16. 2026年8月3日の追試|別のプロンプトで7モデルを測り直しました
    1. 追試の結果一覧
    2. 0クレジットのKling 3.0が、160クレジットのTurboに勝ちました
    3. Veo 3.1 Liteは30クレジットから80クレジットに上がっていました
    4. いちばん高いKling O1は、音声が付きません
    5. 今回はじめて測った3モデル
    6. 秒数の設定を変えるだけで、値段が2倍になります
  17. テキストだけでは作れなかったモデルが2つありました
  18. 無制限キャンペーンの対象でも、トグルがオフだと課金されます
  19. Pollo AIで選べるモデルの全体像
  20. 用途別に、どれを選べばいいか
  21. 検証しきれなかったこと
  22. よくある質問(FAQ)
    1. 結局どのモデルがいちばん良かったですか?
    2. いちばん安く試せるモデルはどれですか?
    3. 無制限プランなのにクレジットが減ったのはなぜですか?
    4. モデル一覧の「40+ クレジット」という表示は何ですか?
    5. テキストから動画が作れないモデルもありますか?
  23. まとめ
  24. 関連記事

この記事は「データの一覧」です

先に今回の記事の位置づけについて説明しておきます。

あくまでも今回の記事では、特定のモデルを何かすごくおすすめしたり、推薦したりすることはありません。実際に作成した作例と、計測した定量的な値だけをまとめています。

ですので、あくまでこの記事をベースに、皆さんが実際に使うモデルを選んでいただければと思います。

また、どのモデルを選ぶべきかという判断は用途別の比較記事にまとめてあります。

  • 11モデルにまったく同じプロンプトを入れた結果
  • 消費クレジットは生成前後の残高の差で実測
  • 解像度・尺・ビットレートは生成されたMP4ファイルから読み取り

数字だけを見たい方は次の項目の表をご覧ください。映像を見比べたい方は、その下に11本すべて並べています。

検証の条件:プロンプトを完全に固定しました

比較の前提を先に書きます。11モデルすべてに、まったく同じ日本語の文章を入力しました。

割れたガラスのコップの破片が宙に浮かび、時間が逆再生されるように少しずつ集まって元のコップの形に戻る。暗い背景に一本のスポットライト。カメラはゆっくり右へ回り込む。

この文章を選んだ理由が3つあります。

  • 物理の再現を検証可能:破片が集まって元の形に戻るという物理の法則に基づいている AI 動画になるからです。
  • 時間の逆再生という抽象的な指示を含む:若干抽象的な指示がされたときに、どこまでそれを汲み取って動画にできるかというところも、今回は検証したいです。
  • カメラの動きを指定:カメラアングルが狙った通りになるかというのは非常に重要なので、そこも検証していきたいと考えています。

風景や人物だけの文章だと、どのモデルでもそれなりの絵が出てしまって差が見えません。難しいことを要求したほうが、モデルごとの得意不得意が出ます。

もう1つ、条件について正直に書いておきます。尺と解像度は完全にはそろえられませんでした。モデルによって選べる設定が違うためです。

  • 5秒・720pに設定できたモデル → その設定にしました
  • 設定項目がないモデル → 既定のまま生成しました

そのため実際の尺は4.04秒から6.12秒、解像度は960×544から1366×768まで幅があります。各モデルの実際の出力仕様は、ダウンロードしたMP4ファイルから1本ずつ読み取って表に載せました。

結論:いちばん安いモデルが数字でも上位でした

先に結果の一覧です。消費クレジットは生成前後の残高の差、解像度と尺とビットレートはMP4ファイルから読み取った実測値です。

ちなみにビットレートとは、動画の中にどれだけのデータが含まれているかを1秒あたりで示したものです。このビットレート数が高ければ高いほど、より高精細で情報量の多い動画になります。

モデル消費実解像度実尺ビットレート
Pollo 2.515cr約49円1280×7206.05秒8,399kbps
Hailuo 2.320cr約66円1366×7685.88秒302kbps
Luma Ray 2 Flash20cr約66円960×5445.21秒6,876kbps
Vidu Q3 Pro20cr約66円1280×7205.04秒8,498kbps
Wan 2.720cr約66円1280×7205.04秒2,743kbps
Sora 230cr約99円1280×7204.10秒3,488kbps
Veo 3.1 Lite30cr約99円1280×7206.00秒5,023kbps
Kling 3.040cr約131円1280×7204.04秒6,437kbps
HappyHorse 1.148cr約158円1280×7206.12秒4,199kbps
Seedance 2.0 Mini50cr約164円1280×7205.09秒5,522kbps
Seedance 2.0100cr約328円1280×7205.06秒3,999kbps

(円はPollo AIウルトラプラン換算・1ドル150円)

いちばん驚いたのはここでで、いちばん安いモデルが、いちばん高いモデルに価格でもビットレートでも尺でも勝ちました。6.7倍の価格差でこの結果です。

Pollo 2.5Seedance 2.0
消費クレジット15(最安)100(最高)
ビットレート8,399kbps3,999kbps
6.05秒5.06秒

同じ20クレジットの4本の中身もまるで違いました。

  • Vidu Q3 Proは8,498kbpsで今回の最高値
  • Hailuo 2.3は302kbps。画面は1366×768といちばん大きいのに、データ量は28分の1
ビットレートが高い=画質が良い、と単純には言えません。圧縮のうまさはモデルごとに違います。ただ302kbpsと8,498kbpsのように28倍も差があると、さすがに見た目にも出ます。管理人は数字を見る前に動画を並べて見ましたが、そこで感じた印象と数字はおおむね一致しました。
【2026年7月30日 追記】この記事のVidu Q3 Proの価格(20クレジット)は2026年7月27日時点の実測値です。7月30日に同じ設定で測り直したところ80クレジット(4倍)に変わっていました。詳しくはVidu Q3を実測したら3日で料金が4倍になっていましたに記録しています。使う前に生成ボタンの数字を確認してください。

11本を安い順に並べて確認

ここから実際の映像です。安い順に並べました。すべて同じ文章から作っています。

見比べるときのポイントは3つです。

  • 破片が「集まる」動きになっているか(散る動きになっているものもあります)
  • ガラスの透明感と反射が出ているか
  • カメラが右へ回り込んでいるか

1本目:Pollo 2.5(15クレジット・約49円)

開発元:Pollo AI(自社モデル)
実際の出力:1280×720/6.05秒/8,399kbps/6.06MB

今回いちばんの意外な結果でした。15クレジットで最安なのに、ビットレートは8,399kbpsで最上位です。しかも6.05秒と尺も長め。無制限トグルをオフにして生成したため15クレジット引かれましたが、オンにすれば0クレジットで作れるモデルです。

ただ、カメラが右に回転していなかったり、動画のスタートが非常に微妙な感じにはなっています。

Pollo 2.5(同一プロンプト/実測15クレジット・1280×720・6.05秒・8,399kbps)

2本目:Hailuo 2.3(20クレジット・約66円)

開発元:MiniMax(中国)
実際の出力:1366×768/5.88秒/302kbps/0.2MB

横幅1366pxといちばん大きい絵が出ましたが、ビットレートが302kbpsと他の10分の1以下でした。ファイルサイズも0.21MBです。数字の上では圧縮がかなり強くかかっています。

実際に生成されている動画も、非常に残念な動画になっている。全く史実と違う動画が生成されていることがわかります。

Hailuo 2.3(同一プロンプト/実測20クレジット・1366×768・5.88秒・302kbps)

3本目:Luma Ray 2 Flash(20クレジット・約66円)

開発元:Luma AI(米国)
実際の出力:960×544/5.21秒/6,876kbps/4.3MB

解像度は960×544で今回いちばん小さい出力でした。名前のとおり軽量版なので、そのぶん小さく出るようです。ビットレートは6,876kbpsと高めです。

こちらも若干ガラスの破片感はありますけれども、もともと指示していた「ガラスのコップの破片が中に浮かび、そこから元のコップに戻る」というところは再現できていません。

Luma Ray 2 Flash(同一プロンプト/実測20クレジット・960×544・5.21秒・6,876kbps)

4本目:Vidu Q3 Pro(20クレジット・約66円)

開発元:生数科技(中国)
実際の出力:1280×720/5.04秒/8,498kbps/5.1MB

ビットレート8,498kbpsで今回の最高値でした。ファイルサイズも5.1MBでいちばん大きいです。しかも消費は20クレジットです。

こちらは、これまで比較してきた3本の動画と比べると、最後はちゃんとコップになっていていい感じですね。

ただ、コップになるところの物理演算・物理法則が結構無視されていて、なんかよくわからないところから急にコップができているところは残念な点です。

Vidu Q3 Pro(同一プロンプト/実測20クレジット・1280×720・5.04秒・8,498kbps)

5本目:Wan 2.7(20クレジット・約66円)

開発元:Alibaba(中国)
実際の出力:1280×720/5.04秒/2,743kbps/1.6MB

1280×720で5.04秒。設定チップに「オーディオ」の項目があったのが他と違うところでした。ビットレートは2,743kbpsと控えめです。

これもなんとなくイメージは伝わってるんですけど、最初から割れてないコップがあってよくわかんないですね。

Wan 2.7(同一プロンプト/実測20クレジット・1280×720・5.04秒・2,743kbps)

6本目:Sora 2(30クレジット・約99円)

開発元:OpenAI(米国)
実際の出力:1280×720/4.10秒/3,488kbps/1.7MB

既定が4秒でした。5秒に設定する項目が見当たらず、今回いちばん短い出力です。1280×720で3,488kbpsでした。

これもなんとなく、この先を見ればいいのかもしれないんですけど、結局コップになりきりませんでした。

Sora 2(同一プロンプト/実測30クレジット・1280×720・4.10秒・3,488kbps)

7本目:Veo 3.1 Lite(30クレジット・約99円)

開発元:Google(米国)
実際の出力:1280×720/6.00秒/5,023kbps/3.59MB

Googleのモデルです。6.00秒ちょうどという珍しくきれいな数字が出ました。5,023kbpsで中位、30クレジットです。Veoブランドの中では軽量版にあたります。

品質はいいですけど、割れた破片が集まって元通りにはならないですね。

Veo 3.1 Lite(同一プロンプト/実測30クレジット・1280×720・6.00秒・5,023kbps)

8本目:Kling 3.0(40クレジット・約131円)

開発元:快手/Kuaishou(中国)
実際の出力:1280×720/4.04秒/6,437kbps/3.1MB

既定が4秒でした。無制限キャンペーンの対象モデルですが、無制限トグルがオフの状態だと通常どおり40クレジット引かれます。今回はオフのまま生成しました。

これまでの中では一番良いですね。実際に割れた破片が集まってコップになっていることが分かります。

ただ、コップが小さかったり、コップができているのにまだ破片が残っていたりする点は、あまり良くないでしょう。

Kling 3.0(同一プロンプト/実測40クレジット・1280×720・4.04秒・6,437kbps)

9本目:HappyHorse 1.1(48クレジット・約158円)

開発元:HappyHorse
実際の出力:1280×720/6.12秒/4,199kbps/3.06MB

今回試した中では聞き慣れないブランドですが、1280×720・6.12秒で4,199kbpsという中位の結果でした。48クレジットという価格に対しては、割高な印象です。

私もこのモデルは今まで使ったことがなかったんですけど、意外といい感じですね。

HappyHorse 1.1(同一プロンプト/実測48クレジット・1280×720・6.12秒・4,199kbps)

10本目:Seedance 2.0 Mini(50クレジット・約164円)

開発元:ByteDance(中国)
実際の出力:1280×720/5.09秒/5,522kbps/3.4MB

5秒・720pの設定で50クレジット。ビットレートは5,522kbpsで、Seedance 2.0本体(3,999kbps)より高い数字が出ました。

さすがの Seedance です。ミニモデルにも関わらず、ちゃんと割れた破片からガラスが生成されました。これまでの中で最も実際の指示通りに動画が生成された結果となっています。

Seedance 2.0 Mini(同一プロンプト/実測50クレジット・1280×720・5.09秒・5,522kbps)

11本目:Seedance 2.0(100クレジット・約328円)

開発元:ByteDance(中国)
実際の出力:1280×720/5.06秒/3,999kbps/2.4MB

今回いちばん高い100クレジットです。1280×720・5.06秒。ビットレートは3,999kbpsで、半額のMiniより低いという結果でした。

これはほぼほぼ完璧ですね。Seedance Mini より品質が高いことがわかります。

Seedance 2.0(同一プロンプト/実測100クレジット・1280×720・5.06秒・3,999kbps)

2026年8月3日の追試|別のプロンプトで7モデルを測り直しました

ここから下は、上の11本とは別の日・別のプロンプトで測った追試です。上の表と1つの表にまとめてしまうと条件が混ざるので、あえて分けて載せています。

追試に使った日本語プロンプトはこれです。

白いカップにコーヒーが注がれる。湯気が立つ。木のテーブル。カメラは手前から寄る。

上の「割れたコップ」と違って、こちらはやさしい題材にしました。難しい指示だとモデルの得意不得意が出ますが、やさしい題材だと逆に画質と値段の関係がむき出しになるからです。7モデルすべてに同じ文章を入れ、設定は4秒・720pにそろえました。

追試の結果一覧

消費クレジットは生成前後の残高の差、尺とビットレートはMP4ファイルから読み取った実測値です。ビットレートは1回の生成で返ってきた3〜4本の平均を載せています。

モデル消費本数実尺ビットレート平均音声
Pollo 2.50cr4本4.12秒3,380kbpsあり
Kling 3.00cr4本4.04秒8,141kbpsあり
Veo 3.1 Lite80cr4本4.00秒2,774kbpsあり
Pollo 3.0120cr4本5.09秒3,705kbpsあり
Seedance 1.5 Pro120cr3本5.05秒7,681kbpsあり
Kling 3.0 Turbo160cr4本4.04秒6,774kbpsあり
Kling O1160cr4本5.04秒12,465kbpsなし

0クレジットのKling 3.0が、160クレジットのTurboに勝ちました

いちばん驚いたのがここです。同じKlingブランドで、無印のKling 3.0は0クレジット、上位版のKling 3.0 Turboは160クレジット。ところがビットレートは8,141kbps対6,774kbpsで、無料のほうが上でした。尺も音声の有無も同じです。

160クレジットは日本円でおよそ525円です。それを払って画質が下がったことになります。

Kling 3.0(実測0クレジット・4.04秒・8,141kbps)

Kling 3.0 Turbo(実測160クレジット・4.04秒・6,774kbps)
管理人も、Turboという名前を見て「上位版だから良いはず」と思い込んでいました。実際に測ってみるまで、無料のほうが上だとは考えていませんでした。名前で判断せず、1本ずつ測るしかないという教訓です。

Veo 3.1 Liteは30クレジットから80クレジットに上がっていました

上の11本の検証(2026年7月27日)では、Veo 3.1 Liteは30クレジットでした。今回(8月3日)に同じモデルを測ったら80クレジットです。約2.7倍になっています。

しかも今回の追試では、Veo 3.1 Liteのビットレートは2,774kbpsで7モデル中の最下位でした。0クレジットのPollo 2.5(3,380kbps)より下です。

Veo 3.1 Lite(実測80クレジット・4.00秒・2,774kbps)

いちばん高いKling O1は、音声が付きません

Kling O1は今回の7モデルで最高額の160クレジットで、ビットレートも12,465kbpsで突出しています。ただし音声トラックが入っていません。他の6モデルはすべて音声付きでした。

音を含めて1本で仕上げたいなら、Kling O1は候補から外れます。逆に、あとから音を付ける前提で映像の情報量だけがほしいなら、この画質はほかにありません。

Kling O1(実測160クレジット・5.04秒・12,465kbps・音声なし)

今回はじめて測った3モデル

Pollo 3.0・Seedance 1.5 Pro・Kling O1は、7月の検証の時点ではモデル一覧にありませんでした。今回が当サイトでの初回の実測です。

  • Pollo 3.0(120クレジット)は、旗艦モデルの最新版です。尺は5.09秒といちばん長いのですが、ビットレートは3,705kbpsで下から2番目でした。
  • Seedance 1.5 Pro(120クレジット)は、同じ120クレジットで7,681kbpsです。同額のPollo 3.0のおよそ2倍の情報量になりました。
  • Kling O1(160クレジット)は画質が突出していますが、上に書いたとおり音声が付きません。

Pollo 3.0(実測120クレジット・5.09秒・3,705kbps)

Seedance 1.5 Pro(実測120クレジット・5.05秒・7,681kbps)

Pollo 2.5(実測0クレジット・4.12秒・3,380kbps)

秒数の設定を変えるだけで、値段が2倍になります

追試の途中で気づいた点を書いておきます。秒数の設定はモデルを切り替えても引き継がれ、そのぶん値段が変わります。

モデル4秒のとき5秒のとき
Veo 3.1 Lite80cr160cr
Kling 3.0 Turbo160cr320cr
Seedance 2.0 Fast100cr204cr

前のモデルで5秒にしていると、次のモデルでも5秒のままです。生成ボタンの数字を見ずに押すと、想定の2倍を払うことになります。モデルを切り替えたら、押す前にボタンの数字を確認してください。

管理人は実際にこれで危うく倍額を払うところでした。ボタンに出ている数字が想定より大きいときは、まず秒数と出力本数の設定を疑うのが確実です。

テキストだけでは作れなかったモデルが2つありました

同じ手順を試して、文章だけでは生成できなかったモデルが2つありました。

モデル表示クレジット起きたこと
Runway Gen-4 Turbo40+プロンプトを入れても生成ボタンが押せる状態になりませんでした
Grok Imagine Video 1.5(xAI)11+同上

文章は確かに入力されていました(82文字)。それでもボタンが有効になりません。画像の入力が必要なモデルだと考えられます。

「テキストから動画」の画面に並んでいても、すべてのモデルが文章だけで動くわけではないということです。これは事前には分かりませんでした。

クレジットは減っていません。ボタンが押せないので生成そのものが始まらないためです。無駄な出費にはなりませんでしたが、使えると思って選ぶと戸惑うところだと思います。

無制限キャンペーンの対象でも、トグルがオフだと課金されます

今回いちばん注意が必要だと感じた点です。

Kling 3.0とPollo 2.5は無制限キャンペーンの対象モデルです。それなのに今回の生成では40クレジットと15クレジット引かれました

理由ははっきりしています。設定バーにある「無制限」トグルがオフの状態だったためです。トグルには次の説明が付いています。

オンにすると、無制限の無料生成(10/10日間)が可能です。オフにすると、より高速な生成が可能になります。

つまり無制限とスピードのどちらを取るかの切り替えです。

トグルクレジット速度
オン0(対象モデルのみ)混雑時は遅くなる
オフ通常どおり消費速い

管理人はこれを実際に体験しました。Pollo 2.5を無制限オンで生成したときは6分待っても終わらず、オフにしたら15クレジットであっさり完成しました。説明どおりの挙動です。

急いでいないときはオンにして0クレジット、急ぐときはオフにして課金という使い分けになります。

Pollo AIで選べるモデルの全体像

検証の過程で、選べるモデルを全部書き出しました。ブランドごとの折りたたみになっていて、開くと世代違いが並びます。

ブランド収録モデル(一部)最低クレジット
Pollo AIPollo 2.5 / 3.0 / 2.0 / 1.6 / 1.54+(2.5は無制限対象
Kling AIKling 3.0 / 3.0 Turbo / V3 Omni / 2.6 / 2.5 Turbo6+(3.0は無制限対象
Seedance2.0 / 2.0 Mini / 2.0 Fast / 1.5 Pro / 1.0 Pro Fast1+
GoogleVeo 3.1 / 3.1 Lite / 3.1 Fast / 3 Fast / Gemini Omni Flash20+
SoraSora 2 / Sora 2 Pro30+
Hailuo AI2.3 / 02 / 2.3 Fast / Hailuo / Live2D12+
Vidu AIQ3 Pro / Q3 Turbo / Q2 / Q2 Turbo / Q2 Pro1+
Wan AI2.7 / 2.6 / 2.5 / 2.6 Flash / 2.2 Plus1+
Luma AIRay 2 / Ray 2 Flash20+
RunwayGen-4 Turbo / Gen-340+
xAIGrok Imagine Video 1.5 / Grok Imagine5+
HappyHorse1.1 / 1.018+
Pika / MidjourneyPika 2.2 / Midjourney30+ / 60+

この表で伝えたいのは「◯◯+ クレジット」は最低額であって、実際に払う額ではないということです。

たとえばSeedance 2.0は一覧で「40+」と表示されますが、5秒・720pにすると100クレジットになります。HappyHorse 1.1も「24+」の表示に対して実際は48クレジットでした。設定を決めてから生成ボタンの数字を見るのが確実です。

安さで目を引くのはVidu AIとWan AIで、どちらも最低1クレジットからです。今回のVidu Q3 Proは20クレジットで最高のビットレートを返しました。

用途別に、どれを選べばいいか

11本を比べて、管理人の使い分けをまとめます。

やりたいこと選ぶもの理由
費用ゼロで数をこなすPollo 2.5 / Kling 3.0無制限トグルをオンにすれば0クレジット
安くて中身も欲しいPollo 2.5(15cr)最安なのに8,399kbps。今回の最良の費用対効果
プロンプトを何度も試すVidu / Wan最低1クレジットから。回数を稼げます
データ量の濃い映像がほしいVidu Q3 Pro(20cr)8,498kbpsで今回の最高値
SNS用に軽い動画がほしいHailuo 2.30.21MB。アップロードが速く済みます
1080pが必要Seedance 2.0今回試した中では1080p対応が明確

いちばん伝えたいのはここです。「高いモデル=良い」は、今回まったく成り立ちませんでした。

15クレジットのPollo 2.5が、100クレジットのSeedance 2.0にビットレートで2倍以上勝っています。価格と中身は連動していません。

だからこそ安いモデルで何本も試して、当たりのプロンプトを見つけてから必要なときだけ高いモデルに上げる順番が無駄がありません。1クレジットのモデルなら、100クレジットのモデル1本ぶんで100回試せます。

検証しきれなかったこと

今回の検証の中で、実際にさまざまな動画を作成し、皆さんがAI動画を生成する上で最適なモデルを選択できるよう、できる限りの検証を行いました。

とはいえ、すべての検証ができたわけではありません。今回の検証における制約事項(検証できなかったこと)を以下にまとめておきます。

  • 各モデル1本ずつしか作っていません。AI動画は同じプロンプトでも毎回結果が変わります。今回の差が「モデルの実力」なのか「その回のばらつき」なのかは、1本ずつでは切り分けられません
  • 尺と解像度を完全にはそろえられていません。設定項目がないモデルは既定のまま生成しました。実際の値は表に載せています
  • ビットレートは画質そのものではありません。圧縮のうまさはモデルごとに違います。数字はあくまで参考です
  • ブランドごとの最上位モデルは試していません。Veoは軽量版のVeo 3.1 Lite、LumaはRay 2 Flashを使いました。Veo 3.1(60+)やLuma Ray 2(60+)は未検証です
  • PixVerse・Pika 2.2・Midjourneyは今回の比較に含めていません。PixVerseは当サイトで別に単独検証しているためです
  • Runway Gen-4 TurboとGrok Imagine Video 1.5は生成できませんでした。文章だけでは生成ボタンが有効にならず、画像入力が必要だと考えられます
  • 音声は比較していません。音声つきで生成できるモデルもありますが、今回は映像だけを見ています

試していないことを試したことにはしません。追加で分かったことがあれば、この記事に追記します。

よくある質問(FAQ)

最後に、岡先生についてよくある質問を以下にまとめておきます。

結局どのモデルがいちばん良かったですか?

費用対効果ではPollo 2.5でした。15クレジット(約49円)で最安なのに、ビットレートは8,399kbpsで最上位、尺も6.05秒と長めです。いちばん高いSeedance 2.0(100クレジット)は3,999kbpsで、価格・ビットレート・尺のすべてで負けています。ただし各モデル1本ずつしか作っていませんので、モデルの実力を言い切るには本数が足りません。

結局、ビットレートで見ても、本当にモデルごとに相性があったりします。

今回の物理演算が絡むところですと、やっぱり Seedance が一番良かったですけれども、逆に単純にコーヒーカップにコーヒーを注ぐようなものであれば、基本的にどんなモデルでもおよそいい感じの動画を作成することができると思います。

ですので、実際には皆さんのユースケースに応じて、いろんなモデルを試してもらった上で、これぞというものを使ってもらうのがいいと思います。

いちばん安く試せるモデルはどれですか?

Vidu AIとWan AIがどちらも最低1クレジットからで、いちばん安く試せます。費用をゼロにしたい場合は、無制限キャンペーンの対象になっているKling 3.0とPollo 2.5を、無制限トグルをオンにして使う方法があります。

無制限プランなのにクレジットが減ったのはなぜですか?

設定バーの「無制限」トグルがオフになっていると、対象モデルでも通常どおりクレジットを消費します。トグルの説明には「オンにすると無制限の無料生成が可能です。オフにすると、より高速な生成が可能になります」と書かれています。管理人が実際に試したところ、Pollo 2.5を無制限オンで生成すると6分待っても終わらず、オフにしたら15クレジットですぐ完成しました。説明どおりの挙動です。

モデル一覧の「40+ クレジット」という表示は何ですか?

最低額です。実際に払う額ではありません。たとえばSeedance 2.0は一覧で「40+」と表示されますが、5秒・720pに設定すると100クレジットになります。設定を決めてから生成ボタンに出る数字を確認してください。

テキストから動画が作れないモデルもありますか?

ありました。Runway Gen-4 TurboとGrok Imagine Video 1.5は、プロンプトを入力しても生成ボタンが有効になりませんでした。画像の入力が必要なモデルだと考えられます。「テキストから動画」の画面に並んでいても、すべてが文章だけで動くわけではありません。

まとめ

同じ日本語のプロンプトを11のモデルに入れて比べた結果、いちばん印象に残ったのは「高いモデルが良いとは限らない」ということでした。15クレジットで最安のPollo 2.5が8,399kbps、100クレジットで最高額のSeedance 2.0が3,999kbpsです。価格が6.7倍違って、中身は逆でした。

同じ20クレジットの中でも、Hailuo 2.3の302kbpsとVidu Q3 Proの8,498kbpsで28倍の差がありました。名前や価格からは分からないところです。実務で効くのは、安いモデルで何本も試して当たりのプロンプトを見つけてから、必要なときだけ高いモデルに上げるという順番だと思います。

1クレジットのモデルなら、100クレジットのモデル1本ぶんで100回試せます。なお今回、文章だけでは生成できなかったモデルが2つあり、無制限キャンペーンの対象モデルでもトグルがオフだと課金される点も分かりました。トグルをオンにすると0クレジットになりますが、そのぶん生成は遅くなります。各モデル1本ずつという制約はありますので、数字はひとつの目安としてお読みください。

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