『AIで作った画像、手や指がぐにゃっと崩れてしまう』
これは長らく、AI画像・動画の代表的な弱点でした。指が6本あったり、変な方向に曲がったりして、そこだけ見れば一発でAIと分かってしまいます。
この記事では、開いた手のひらと、指を組んだ複雑な手を実際にアップで生成し、指の本数や形が崩れないかを確認します。
結論を先に言うと、開いた手のひらは指が正確で自然、指を組む複雑な手もパッと見は自然でした。ただし拡大すると細部に軽い粗は残ります。『AIは手が苦手』は、かなり改善していました。
AIは手・指が苦手というのは本当?
画像生成AIは長い間、手と指が苦手でした。指の本数が増えたり減ったり、関節がありえない方向に曲がったり、隣の指と融合したりすることがよくありました。
顔はきれいなのに手だけ崩れる、というのがよくある失敗でした。これは、手が「小さいのに複雑で、角度やポーズで見え方が大きく変わる」ためです。
今回は、この弱点がPollo AI(Pollo Image 1.6)でどこまで改善したのかを、あえて手をアップにして確かめます。難易度を分けて、開いた手(易しい)と指を組む手(難しい)の2パターンで検証しました。
開いた手のひらは正確に描けました
まずは開いた手のひらを、指を広げてアップで生成しました(易しめのポーズ)。4枚生成して確認したところ、いずれも親指+4本=5本の指が正しく、形も自然でした。
指の長さや関節の位置も違和感がなく、爪もきれいに描けています。

指を組む複雑な手は軽い粗が残りました
次に、難易度の高い「両手の指を組んだ(インターレース)」ポーズを生成しました。これは指が複雑に重なるため、AIが最も苦手とする定番の難関です。
結果は、パッと見はかなり自然でした。ただし拡大してよく見ると、指の重なり方や爪の形に軽い不自然さが残ります(下は拡大画像)。指が突然消えるような大崩れはありませんでしたが、細部までは追い切れていない印象です。

生成した画像そのものも載せておきます
上の2つの比較では、指の細部が分かるように手元を拡大していました。
参考までに、生成された画像そのもの(トリミングなし・全体)も載せておきます(下)。左が開いた手、右が指を組んだ手です。人物ごと写った状態でも、手が自然に描けているのが分かります。

スペックと消費クレジットを実測しました
今回の手指検証の実測データをまとめます。
| 項目 | 実測値・結果 |
|---|---|
| モデル | Pollo Image 1.6 |
| 検証内容 | 開いた手のひら×4枚、指を組む手×4枚(計8枚) |
| 開いた手のひら | 5本の指が正確・自然(崩れなし) |
| 指を組む複雑な手 | パッと見は自然。拡大すると軽い粗 |
| 消費クレジット | 32(1枚4クレジット×8枚・残高1,086→1,054で実測) |
1枚あたり4クレジットと安いので、手が重要な画像は数枚まとめて生成して、いちばん手がきれいなものを選ぶのが確実です。今回のように4枚一度に生成すれば、当たりを選びやすくなります。
手をきれいに出すコツをまとめました
実際に検証して分かった、手をきれいに出すコツです。
- 複数枚まとめて生成し、良いものを選択:手は当たり外れがあるので、4枚など複数出して、いちばんきれいなものを採用します
- 難しいポーズは避ける:指を組む・物を握る・手が絡むポーズは崩れやすいので、開いた手や自然に下ろした手のほうが安定します
- 生成後は手を拡大して確認:とくに手が主役の画像は、指の本数と重なりをズームでチェックします
- 気になる部分は画像編集ツールで編集:一部だけ崩れた場合は、AI画像エディターなどで手だけ描き直すと早いです
『AIは手が苦手』は過去の話になりつつありますが、複雑なポーズではまだ油断は禁物です。数枚生成して選び、拡大チェックするというポイントを押さえれば、手の失敗はぐっと減らせます。
よくある質問(FAQ)
最後にPollo AIにおける手や指の生成に関連してよくある質問を以下にまとめておきます。
Pollo AIは手や指をきれいに描けますか?
はい。今回の検証では、開いた手のひらは親指+4本=5本の指が正確で、形も自然でした。指を組む複雑なポーズでも、パッと見は自然です(拡大すると軽い粗は残ります)。以前のAIより大きく改善しています。
手が崩れることはもうありませんか?
簡単なポーズ(開いた手など)ではほぼ崩れませんでした。ただし指を組む・物を握るなど複雑なポーズでは、拡大すると細部に軽い不自然さが残ることがあります。手が主役の画像は、生成後の拡大チェックがおすすめです。
手をきれいに出すコツはありますか?
複数枚(4枚など)まとめて生成していちばんきれいなものを選ぶ、指を組むなど難しいポーズを避ける、生成後に手を拡大して確認する、気になる部分は画像編集で直す、の4つが有効です。
手の検証は何クレジット消費しましたか?
1枚あたり4クレジットで、合計8枚生成して32クレジットでした(残高1,086→1,054で実測)。1枚が安いので、手が重要なときは複数枚出して選ぶのがおすすめです。
まとめ
「AIは手や指が苦手」というのは、Pollo AI(Pollo Image 1.6)ではかなり過去の話になっていました。開いた手のひらは5本の指が正確で自然、指を組む複雑な手もパッと見は自然に描けています。ただし複雑なポーズは拡大すると軽い粗が残るため、油断は禁物です。
1枚4クレジットと安いので、手が重要な画像は数枚まとめて生成していちばんきれいなものを選び、生成後に手を拡大して確認するという点を押さえれば、手の失敗はぐっと減らせます。


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