動画生成AIのコスパを比較|1本あたり料金をクレジット単価から【2026年7月実測】

『このAI動画ツール、結局1本作るといくらなの?』

昔は、完全サブスク制がメインだったり利用可能なモデル数もそれなりに制限されていため、ある程度簡単に答えることができたのですが、最近ではクレジット制のサービスが増えて、この質問に答えづらくなりました。

また、同じクレジット数であっても、結局はもらえるクレジット数が異なっていて、クレジットあたりの金額も異なることが多いです。

そこで管理人が実際に課金している3サービスについて、クレジット単価を円に直して計算しました。

結論を先に言うと、クレジット数の大小と、実際に払う金額の大小は一致しません。50クレジットのほうが12クレジットより安い、という逆転が起きています。

確認日: 2026年7月26日。料金は Pollo AI と DomoAI の料金ページを管理人が実際に開いて確認した数字です(スクリーンショットを本文に掲載しています)。PixVerseの料金は2026年7月16日に課金して確認した値を使っています。消費クレジットはすべて過去の検証で実際に生成して測った実測値です。円換算は1ドル=150円で計算しています。為替と料金改定で変わりますので、日付を見て判断してください。

1クレジットあたりの値段はサービスで最大6倍異なる

まず押さえておきたいのが、1クレジットの値段そのものがサービスごとに違うという点です。ここを揃えないと、消費クレジット数を比べても意味がありません。

各サービスの主力プランを、月払い(年契約なし)の通常価格でそろえて計算しました。

サービスプラン月額月のクレジット1クレジット
PixVerseプロ$306,000約0.75円
DomoAIスタンダード$27.991,500約2.8円
Pollo AIプロ$592,000約4.4円

同じ「1クレジット」でも、PixVerseとPollo AIでは約6倍の開きがあります。

ただしこれは「PixVerseが6倍お得」という意味ではありません。1本の動画に必要なクレジット数もサービスごとに違うからです。次の項目で、そこを掛け合わせます。

5秒動画1本の実費を換算

各サービスで実際に5秒の動画を生成したときの消費クレジットに、上の単価を掛けました。

サービス生成条件(実測)消費クレジット1本あたり
DomoAIDomoAI 2.5・5秒10約28円
PixVerseV6・720P・5秒・音声あり50約38円
Pollo AIPollo 2.5・5秒・720p・16:912約53円

ここが今回いちばん伝えたい部分です。PixVerseの50クレジットは、Pollo AIの12クレジットの4倍以上に見えます。ところが実際に払う金額はPixVerseのほうが安くなります。

クレジット数だけを見て「消費が多いから割高だ」と判断すると、逆の結論にたどり着いてしまいます。

管理人もこの計算をするまでは、消費クレジットが少ないPollo AIのほうが安いと思い込んでいました。表にして初めて逆だと気づいたので、感覚で判断するのは危ないと実感しています。

ただ、これも難しいところで、確かにPixverseやDomoAIがPollo AIより安いのは事実ではあるのですが、検証対象としたモデルはそれぞれ各サービスごとの独自のモデルとなっており、生成される動画の品質も大きく異なります。

料金ページは実際に開いて確認(Pollo AI)

Pollo AIの料金は2026年7月26日に管理人が料金ページを開いて確認しました。

注意していただきたいのが、プロプランがスライダー制になっている点です。800クレジットから3,000クレジットまで選べて、選んだ量に応じて月額が変わります。既定の表示は2,000クレジットで$59でした。

もうひとつ、画面のウルトラプランに出ている「$80.00 本日締め切り」は日割り計算されたアップグレード価格で、定価ではありません。ウルトラの定価は$139/月です。こうした表示は契約状況によって変わりますので、ご自身の画面で確認してください。

料金ページは実際に開いて確認しました(Pollo AI)

DomoAIは公式が1クレジット単価を明記しています

DomoAIの料金ページは、プランごとに「1クレジットあたり$0.014」といった単価を最初から表示しています。この点は親切です。

ただし画面に出ている$6.99・$19.59・$48.99は年払いにしたときの月額です(30%オフ適用後)。月払いにすると$9.99・$27.99・$69.99に上がります。上の比較表では、条件をそろえるため月払いの価格で計算しました。

年払いにすると、スタンダードの1クレジットは約2.8円から約2.0円まで下がります。長く使う前提なら、この差は無視できません。

DomoAIは公式が1クレジット単価を明記しています

重い処理は1回で数百円かかります

5秒の標準的な動画は数十円ですが、機能によっては1回で大きく変わります。過去の検証で測った消費クレジットを、同じ単価で円に直しました。

サービス機能(実測)消費クレジット1回あたり
DomoAIテキストから画像(4枚同時)4約11円
リップシンク(口パク生成)15約42円
Seedance 2.0 Fast100約280円
Pollo AIテキストから画像4約18円
Kling 3.0(画像から動画)50約220円
動画から動画(スタイル変換)75約330円
効果(レッドカーペット)160約704円

ワンクリックで派手な動画になる「効果」は、1回で約700円かかります。試しに何度も回すと、あっという間に月のクレジットがなくなります。

管理人は、まず軽いモデルで構図とプロンプトを固めてから、仕上げだけ重い機能に回すようにしています。

管理人は「効果」を試したとき、1回で160クレジットが消えて残りが43まで落ちました。おもしろい機能なのですが、気軽に連打できる値段ではありません。

DomoAIのRelaxモードは無制限利用が可能

ここまで単価の話をしてきましたが、実は、DomoAIのスタンダード以上には「Relaxモード」があり、クレジットを消費せずに生成できます。順番待ちの時間はかかりますが、待てる人にとっては追加の実費がゼロになります。

つまり、急がない使い方をする人にとっては、上の単価表は判断材料になりません。

  • 急いで大量に作るなら、クレジット単価が効いてきます
  • 待てるなら、Relaxモードがあるサービスの実費は限りなくゼロに近づきます

この点を書かずに単価表だけ出すと、読者に誤った判断をさせてしまいます。Relaxモードはベーシックプランと無料プランには付きませんので、そこだけ注意してください。

正直なところ、この節を書くかどうかは迷いました。せっかく作った単価表の価値を自分で下げてしまうからです。ただ、これを書かずに表だけ出すのは管理人としてやりたくありませんでした。

さらに、Pollo AIではウルトラプランを契約すると、無制限に動画生成することができるモデルもあります。

このように、単純な1クレジットあたりの金額や、1動画あたりの消費数では単純には計算できないケースが多くあることに注意が必要です。

管理人は、Pollo AIをAI動画生成サービスとして常用しています。作成した動画を一覧で確認する機能ががあったりと、非常に利便性が高く、便利に使っています。

料金の計算方法

サービスは料金を変えますし、使う機能によって必要クレジットも変わります。ご自身で計算できるように、管理人の手順を書いておきます。

  • 手順1:契約しているプランの月額と、月にもらえるクレジット数を料金ページで確認します
  • 手順2:月額を為替で円に直し、クレジット数で割ります。これが1クレジットの値段です
  • 手順3:作りたい動画を1回だけ生成し、生成前後のクレジット残高の差を見ます。これが実際の消費量です
  • 手順4:手順2と手順3を掛けます。これが1本あたりの実費です

手順3で複数回まとめて生成すると、どの操作でいくら減ったのか分からなくなります。面倒でも1回ずつ実行してください。

公式サイトに書かれた目安と実際の消費が食い違うことは珍しくありません。だからこそ、自分の画面で残高の差を見るのがいちばん確実です。

用途ごとの使い分けも選択肢の1つ

あとは用途ごとに利用する動画生成サービスを使い分けるというのも1つの選択肢です。

  • とにかく安く量を作りたい:PixVerseのプロプランが、1クレジット約0.75円ともっとも安いです。5秒動画1本が約38円で、しかも音声つきで生成できます
  • 待てるので実費を抑えたい:DomoAIのスタンダード以上です。Relaxモードを使えばクレジットを消費しません
  • いろいろなモデルを試したい:Pollo AIです。1クレジットの単価はいちばん高いのですが、KlingやVeo、Seedanceといった他社モデルを1契約でまとめて使えます。モデルごとに契約する手間と費用を考えると、比較検討の段階ではむしろ安くつきます

単価がいちばん安いサービスが、いつでも正解というわけではありません。何本作るのか、待てるのか、いくつのモデルを試したいのかで答えが変わります。

よくある質問(FAQ)

最後に、よくある質問を以下にまとめておきます。

動画生成AIは1本あたりいくらかかりますか?

管理人が実測した5秒動画1本の実費は、DomoAIが約28円、PixVerseが約38円、Pollo AIが約53円でした(月払いプラン・1ドル150円換算)。ただし「効果」のような重い機能は1回で約700円かかるものもあります。

消費クレジットが少ないサービスのほうが安いですか?

いいえ。1クレジットの値段がサービスごとに違うため、クレジット数だけでは比較できません。実際、PixVerseの50クレジットはPollo AIの12クレジットより多いのに、円に直すとPixVerseのほうが安くなります。

いちばんコスパがいい動画生成AIはどれですか?

1クレジットあたりの単価で見ると、PixVerseのプロプランが約0.75円ともっとも安いです。ただしDomoAIにはクレジットを消費しないRelaxモードがあり、待てる人にとってはこちらのほうが実費を抑えられます。

年払いにするとどれくらい安くなりますか?

DomoAIは年払いで約30%オフになり、スタンダードの1クレジットは約2.8円から約2.0円まで下がります。Pollo AIも年間プランで50%オフの表示が出ていました。長く使う予定があるなら年払いが有利です。

この記事の料金はいつ時点のものですか?

Pollo AIとDomoAIは2026年7月26日に料金ページを実際に開いて確認しました。PixVerseは2026年7月16日に課金して確認した値です。AI動画ツールの料金は数か月単位で変わりますので、契約前にご自身の画面で確認してください。

まとめ

動画生成AIのコスパは、クレジット数では判断できません。1クレジットの値段がサービスで最大6倍違うため、円に直して初めて比較できます。今回の実測では、5秒動画1本あたりDomoAIが約28円、PixVerseが約38円、Pollo AIが約53円でした。

PixVerseの50クレジットがPollo AIの12クレジットより安いという逆転が起きています。さらにDomoAIのRelaxモードのようにクレジットを消費しない仕組みがあると、単価表そのものが判断材料でなくなります。急いで量を作るのか、待てるのか、たくさんのモデルを試したいのか。ご自身の使い方に当てはめて選んでください。

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