ハロウィンの仮装をAIで作る|写真から動画まで試しました

ハロウィンの仮装、衣装を買う前に似合うか見てみたいと思いませんか。

SNSのアイコンを、この時期だけハロウィン仕様にしたい方もいると思います。

写真1枚を素材に、AIで仮装させてみました。魔女・黒猫・吸血鬼・ミイラ、それに飼い猫のかぼちゃ帽子です。最後は動画にして手を振らせるところまで試しています。

仮装はどれも顔はそのままで、衣装だけが変わるという結果になりました。一方で、指示通りにいかないケースもあったため、そちらの作例も併せてご紹介します。

検証日: 2026-10-01。PixVerseの有料プラン(プロ)で、作成画面の「画像」モードを使いました。モデルはGPT Image 2.5 Flare、画質「高」、解像度「2K」、縦横比「3:4」です。元にした人物と猫の写真もこのモデルで作ったもので、実在しません。画像は8枚とも0クレジット(残高6,120のまま)でした。この期間はGPT Image 2.5が使い放題のキャンペーン中です(10月5日15:59まで)。動画はPixVerse V6・540P・5秒で、30クレジット消費しました(仕様は変わることがあります)。

結論:仮装はどれも顔そのままでした

先に結果です。

やったこと結果消費
魔女の仮装思ったとおり0
黒猫の仮装思ったとおり。頬のひげのペイントまで入りました0
吸血鬼の仮装思ったとおり0
ミイラの仮装思ったとおり0
猫にかぼちゃの帽子思ったとおり。毛の模様もそのまま0
背景だけハロウィンに服まで変わりました0
イラスト風に顔だけ写真のまま残りました0
魔女の写真を動画に手を振りました。頼んでいないウインクも30

仮装そのものの再現は、いずれも失敗はありませんでした。うまくいかなかったのは、「何を残して、何を変えるか」という指示の内容が意図と噛み合わなかった場面です。

管理人が気にしていたのは、仮装が「露出の多い衣装」になってしまわないかでした。指示の最後に「露出の少ない衣装にしてください」と書いたところ、4種類とも長袖・首元までの衣装になりました。

4種類の仮装を並べます

上段は女性用、下段は男性用の仮装です。左端がベースにした写真で、右側の2枚がそれに基づいて生成したものです。

  • 魔女:黒いとんがり帽子、紫のマント、背景にかぼちゃのランタン
  • 黒猫:猫耳のカチューシャと黒いニット、頬にはひげのペイント
  • 吸血鬼:赤い裏地の黒いマント、白いシャツに黒いベスト
  • ミイラ:白い包帯を巻いた服。顔は出したまま

4種類とも、顔・表情・髪型は元の写真と同じままで、衣装と背景だけが入れ替わっているという結果になりました。

4種類の仮装を並べます

魔女の仮装は、こう指示しました

実際の指示文です。

『この写真の女性を、黒いとんがり帽子と長袖の黒いワンピース、紫のマントの魔女の仮装に変更してください。背景にはかぼちゃのランタンが並ぶハロウィンの飾りつけを配置します。顔・表情・髪型・構図はそのままに保ち、露出の少ない衣装としてください。』

  • 帽子・服・マントの色と形を具体的に記述
  • 背景の扱いを指定:書かないと元の背景のまま仮装だけになります
  • 残したい要素(顔・表情・髪型)と衣装の条件を追加

下の画像は、元の写真を入れて指示を書いたところです。入力欄の左に元の写真が出ていれば準備はできています。

魔女の仮装は、こう指示しました

猫にもかぼちゃの帽子をかぶせられました

検証対象は人間だけに限定せず、ペットにも適用しています。具体的には、茶トラの猫の写真にかぼちゃの帽子をかぶせた画像を生成しました。

  • 毛の色と縞模様、しっぽの位置は元の写真と同じです
  • 座っている姿勢も変わっていません
  • 床の木目はそのままで、まわりにかぼちゃのランタンや落ち葉が置かれました

ペットは柄が個性になるため、ここを明記しておくと安心です。指示の最後には「猫の顔・毛の模様・姿勢はそのまま」と書くことをおすすめします。

実は1回目、元の写真が入っていない状態で作ってしまい、まったく別の猫(白いお腹のキジトラ)が出てきました。文章だけで描かれたわけです。作成を押す前に、入力欄の左に元の写真が出ているかを確かめてください。
猫にもかぼちゃの帽子をかぶせられました

「背景だけ」と頼んだら、服まで変わりました

うまくいかなかった例です。

服や顔を保持したまま、背景のみをハロウィンの部屋に変更したいという意図で、『この写真の女性の服と顔はそのままで、背景だけを〜に変えてください』と入力して生成を依頼しました。

  • 背景は、かぼちゃやコウモリの飾りがある部屋に変わりました
  • ところが白いブラウスが、白いタートルネックのニットに変わってしまいました
  • 顔と髪型はそのまま保たれています

色が同じ白であるため、一見しただけでは変化に気づきにくいという結果になりました。服を変えたくない場合は「白いブラウスはそのまま」というように、具体的な服の種類まで指示する方が、意図通りの仕上がりになります。

「背景だけ」と頼んだら、服まで変わりました

イラスト風にしたら、顔だけ写真のままでした

もうひとつ、思いどおりにいかなかった例です。

魔女の仮装をやさしいタッチのイラストとして生成するよう指定しました。プロンプトの末尾では、他のケースと同様に「顔・表情・髪型・構図はそのまま」という条件を記載しています。

  • 背景・帽子・マントは、絵のタッチになりました
  • 手にはかぼちゃのランタンを持っています
  • ところが顔だけは写真のままで、絵の中に写真の顔が入ったような仕上がりです

「顔はそのまま」という指示を、AIが文字どおりに解釈した結果だと考えられます。全体をイラストにしたいときは「顔はそのまま」を外し、「顔立ちの特徴は残して」くらいの書き方にするのがよいと思います。

イラスト風にしたら、顔だけ写真のままでした

魔女の写真を動画にしました

最後に、魔女の仮装をした写真を5秒の動画に変換してみました。

今回の検証では、『写真の女性がカメラに向かって笑顔で小さく手を振る。紫のマントが少し揺れる。背景のかぼちゃのランタンの火がゆらめく。カメラは固定。』という指示を出して生成しています。

  • 右手で手を振って、また下ろす動作が確認できました
  • 2.5秒あたりで、指示していないウインクが発生しました
  • 顔や衣装は、最後まで崩れませんでした

PixVerse V6・540P・5秒・オーディオなしという条件での生成では、消費は30クレジットという結果になりました。SNSのストーリー投稿やハロウィンの挨拶動画として利用する分には、この品質で十分実用的だと感じます。

使い方は4ステップです

今回の手順です。

  • まず作成画面を開き、下の入力欄の上にある「画像」タブを選びます
  • 次に入力欄の左の枠を押して、仮装させたい写真を選びます。手元の写真は「アップロード」から選べます
  • 続いて仮装の内容(帽子・服・色)と背景を書き、最後に「顔・表情・髪型はそのまま。露出の少ない衣装に」と足します
  • 最後に「作成」を押します

画像から動画を作成する際は、生成済みの画像を開き、「ソースとして使用」の「画像とテキスト」を選択してください。これにより動画編集画面に画像が読み込まれ、次に動きの内容を文章で入力して生成します。

実測した数字

今回の数字です。

項目結果
画像(8枚)0クレジット(残高6,120のまま)
動画(5秒・540P)30クレジット(6,120→6,090)
画像のモデルGPT Image 2.5 Flare(2K・3:4)
動画のモデルPixVerse V6
顔が変わった仮装0種類

画像が0クレジットなのは、GPT Image 2.5が使い放題のキャンペーン中だったためです(10月5日15:59まで)。10月7日にキャンペーン終了後の表示を確かめたところ、今回と同じ条件(参照画像1枚・画質「高」・2K)で画像1枚25クレジットという結果になりました。動画の30クレジットは変わりません。

自分の写真で試すときの注意

今回はAIで作った実在しない人物と猫で試しています。実際に使うときは、次の点に気をつけてください。

  • 他人の写真を勝手に仮装させないでください。友人や有名人の写真を無断で加工してSNSに載せるのは避けるべきです
  • アップロードした写真はサービス側に送られます。利用規約とプライバシーの扱いを先に確認してください
  • 衣装の露出は指示で抑えられます。今回は「露出の少ない衣装に」と書くことで、4種類とも長袖になりました

よくある質問(FAQ)

最後に、よくある質問をまとめておきます。

AIでハロウィンの仮装をすると、顔は変わりませんか?

魔女・黒猫・吸血鬼・ミイラの4種類で検証したところ、顔・表情・髪型は元の写真のままでした。プロンプトの末尾に「顔・表情・髪型はそのまま」と明記しておくのが、同一性を保つためのコツです。

ペットの写真でもできますか?

可能です。茶トラの猫にかぼちゃの帽子をかぶせた場合、毛の模様や姿勢はそのままで帽子だけが乗りました。プロンプトに「猫の顔・毛の模様・姿勢はそのまま」と明記しておくと、意図したとおりの生成が得やすくなります。

背景だけを変えることはできますか?

背景は変わりましたが、白いブラウスが白いニットに変わってしまいました。服を変えたくないときは「白いブラウスはそのまま」のように、服の種類まで書くほうが確実です。

動画にもできますか?

魔女の仮装の写真を5秒の動画にすると、笑顔で手を振る仕上がりになりました。この場合の消費クレジット数は30クレジットです(PixVerse V6・540P)。

お金はかかりますか?

検証の結果、生成した画像8枚すべてでクレジット消費は0でした。一方、動画1本あたりでは30クレジットの消費が発生しています。画像が無料になった理由は、GPT Image 2.5が10月5日15:59まで使い放題のキャンペーン対象だったためです。

まとめ

写真1枚からハロウィンの仮装を作ったところ、魔女・黒猫・吸血鬼・ミイラの4種類とも、顔はそのままで衣装だけが変わりました。猫のかぼちゃ帽子も、毛の模様まで元のままです。

うまくいかなかったのは、「背景だけ」と頼んだのに服が変わった例と、イラスト風にしたら顔だけ写真で残った例です。どちらも、何を残して何を変えるかを、もう一歩具体的に書けば防げそうです。

動画にして手を振らせるところまで、画像は0クレジット、動画は30クレジットで済みます。ハロウィンのアイコンや挨拶動画を作るなら、10月中に試すことをおすすめします。

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