旧世代のRunway Gen-3を今から使う意味はあるの?
最新のGen-4 Turboがあるなら不要だと思うのが自然です。しかも値段は同じ40クレジットでした。管理人が同じ画像・同じ文章で両方作って比べたところ、旧世代のGen-3のほうがビットレートが1.8倍高いという結果になりました。
今回は、実際にRunwayの両モデルを用いて動画を生成してみて、その結果を比較してみます。
Runwayの基本的な使い方はRunwayの使い方にまとめています。
結論:同額で旧世代のほうが数値が上
先に結論でけまとめておきます。同じ画像・ほぼ同じ内容の文章で作った2本を比べます。
| 項目 | Runway Gen-3(旧) | Gen-4 Turbo(最新) |
|---|---|---|
| 消費クレジット | 40 | 40(同じ) |
| 解像度 | 1280×768(5:3) | 1280×720(16:9) |
| 尺 | 5.21秒 | 5.04秒 |
| ビットレート | 4,578kbps | 2,497kbps |
同じ40クレジットで、旧世代のほうがビットレートが1.8倍・尺も長いという結果でした。
アスペクト比が違う点は補足が必要です。Gen-3は5:3(1280×768)で、Gen-4 Turboは16:9(1280×720)でした。Gen-3のほうが縦にわずかに広い変則的な比率です。
注意点:テキストだけでは生成できない
使う前に知っておきたい点として、Runway Gen-3は「テキストから動画」の画面に並んでいますが、文章だけでは生成できないということに注意が必要です。
| 試したこと | 結果 |
|---|---|
| テキストから動画の画面で82文字入力 | 生成ボタンが有効にならない |
| 画像から動画の画面で画像を入れてから | 生成できました |
管理人が確認したかぎり、テキスト単独で生成できなかったモデルは4つあります。
- Runway Gen-4 Turbo
- Runway Gen-3
- Grok Imagine Video 1.5(xAI)
- Midjourney
Runwayは両世代とも画像が必須ということになります。エラーの表示も出ませんので、ここで止まってしまう方は多いと思います。
クレジットは減りません。ボタンが押せないので生成が始まらないためです。
作例:Runway Gen-3(40クレジット)
実際に生成したものです。
プロンプト(全文)
宙に浮かぶガラスの破片がゆっくり回転しながら、内側へ向かって集まっていく。青い光が破片の縁に反射する。カメラは静止したまま。
実際の出力:1280×768/5.21秒/4,578kbps/2.84MB
消費40クレジット
入力画像の構図を保ったまま、破片が回転して集まる動きが出ています。ビットレート4,578kbpsは、同額のGen-4 Turbo(2,497kbps)を大きく上回りました。
ただ、実際に生成された以下の動画を再生してみると、単純にガラスの破片が空中を浮遊しているだけで内側へ向かって集まっていく様子などは確認できませんでした。
比較:同額のGen-4 Turbo
同じ画像から生成した最新のGen-4 Turboです。
実際の出力:1280×720/5.04秒/2,497kbps/1.5MB
消費40クレジット(2026年7月27日時点)
見比べていただくと分かりますが、値段が同じなら旧世代のGen-3を選ばない理由が見当たりません。
ただし公平に補足します。
- 各1本ずつの結果です。断定はできません
- 生成日が違います(Gen-3が7月30日、Gen-4 Turboが7月27日)
- ビットレートは画質そのものではありません
- アスペクト比が違います(5:3対16:9)。16:9で揃えたい場面ではGen-4 Turboのほうが素直です
寸法が決まっている用途ならGen-4 Turbo、中身を取るならGen-3という使い分けになりそうです。
ただ、こちらも残念ながらガラスの破片が浮遊しているところは再現できていますが、内側に向かって扱っていく様子は確認することができませんでした。
入力に使った画像について
検証に使った画像は、管理人がPollo AIで生成した動画から切り出した1コマです。
当サイトでは実在する人物の顔を使わない方針にしていますので、素材にAIの生成物を使いました。「AIが作った映像の1コマを、別のAIに渡して動かす」という流れです。
Gen-3とGen-4 Turboでまったく同じ画像を使っていますので、モデルの差だけを見られる形にしてあります。

今回の検証の制約事項
今回の記事において十分に検証できていない事項を以下にまとめておきます。
- 1本しか生成していない:AI動画は毎回結果が変わりますので、ビットレートの評価には本数が足りません
- 設定を変えた場合のクレジットは測っていない
- Runway公式(runwayml.com)には登録いない:Pollo AI経由の結果です。公式ではテキストのみで生成できる可能性があります
- 価格は2026年7月30日時点の情報:同日にPollo AIの生成クレジットが全体的に4倍になっていますので、実際の額はボタン表示で確認してください
もし、Runwayに関する情報で気になる点などがございましたら、お気軽にコメント欄にてお教えてください。
よくある質問(FAQ)
最後に、Runway モデルに関連してよくある質問を以下にまとめておきます。
Runway Gen-3を今から使う意味はありますか?
あります。管理人が同じ画像から生成して比べたところ、同じ40クレジットで旧世代のGen-3が4,578kbps、最新のGen-4 Turboが2,497kbpsでした。1.8倍の差です。尺もGen-3のほうが長く出ました(5.21秒対5.04秒)。ただしアスペクト比はGen-3が5:3、Gen-4 Turboが16:9です。
Runway Gen-3はテキストだけで使えますか?
使えませんでした。「テキストから動画」の画面で82文字のプロンプトを入れても、生成ボタンが有効になりません。「画像から動画」の画面で画像を入れてから操作する必要があります。エラーの表示も出ないので気づきにくいところです。
Runway Gen-3は1本いくらですか?
2026年7月30日時点で40クレジットでした。ウルトラプラン換算で約131円です。最新のGen-4 Turboも同額です。なお同日にPollo AIの生成クレジットが全体的に4倍になっていますので、日付とあわせて確認してください。
アスペクト比が5:3になるのはなぜですか?
理由は分かりません。管理人が確認したところ、Gen-3の設定は5:3が既定になっており、出力も1280×768でした。Gen-4 Turboは16:9で1280×720です。寸法が決まっている用途では、Gen-4 Turboのほうが扱いやすいと思います。
テキストだけで使えないモデルは他にもありますか?
管理人が確認したかぎり4つありました。Runway Gen-4 Turbo、Runway Gen-3、Grok Imagine Video 1.5(xAI)、Midjourneyです。いずれも「テキストから動画」の一覧に並んでいますが、文章だけでは生成ボタンが有効になりませんでした。
まとめ
Runway Gen-3を実際に生成してみて、同じ40クレジットなら旧世代のほうが数値が上という結果になりました。ビットレートが4,578kbps対2,497kbpsで1.8倍、尺も5.21秒対5.04秒でGen-3が長く出ています。値段が同じなら、Gen-3を選ばない理由は見当たりません。
ただしアスペクト比が異なり、Gen-3は5:3(1280×768)、Gen-4 Turboは16:9(1280×720)でした。寸法が決まっている用途ではGen-4 Turboのほうが扱いやすいと思います。それと使う前に知っておきたい点があります。Runwayは両世代ともテキストだけでは生成できません。
「テキストから動画」の画面でプロンプトを入れても、生成ボタンが有効になりませんでした。「画像から動画」の画面で画像を入れる必要があります。管理人が確認したかぎり、同じ挙動のモデルは4つありました。1本のみの結果ですので、数字はひとつの目安としてお読みください。
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