Runwayでプロンプトを入れたのに、生成ボタンが押せない
管理人も同じところで詰まりました。文章は確かに入っているのに、ボタンが灰色のままです。
実は、Runwayは画像の入力が必須で、文章だけでは動画を生成することができません。
今回は、実際に設定を渡して生成できた手順と、そのときの消費クレジット・出力の実測値をまとめます。
他のモデルと並べた比較はAI動画生成モデル11種に同じプロンプトを入れて比較にまとめています。
つまずいた点:Runwayはテキストだけでは生成不可
先ほどのこの記事のまとめでも説明しましたが、Runwayは「テキストから動画」の画面に並んでいますが、文章だけでは生成できません。
実際に試したこととその結果を以下の表にまとめておきます。
| 試したこと | 結果 |
|---|---|
| テキストから動画の画面で、日本語82文字のプロンプトを入力 | 文章は入ったが生成ボタンが有効にならない |
| 画像から動画の画面で、画像を入れてから同じ操作 | 生成できました |
このように、Runwayは画像の入力が必須です。実は、この現象や仕様はRunwayだけ特別なものではなく、xAIのGrok Imagine Video 1.5でも起きました。
「テキストから動画」の一覧に並んでいるので使えると思ってしまいますが、選んでプロンプトを書いてもボタンが押せません。理由の表示も出ませんので、ここで詰まる方は多いと思うので、この記事で解説しておきます。
手順:画像から動画のページで生成する
実際にRunwayで動画生成する際の手順を以下に示します。
- ステップ1:「画像から動画」のページを開く
- ステップ2:モデル一覧から「Runway」を展開し、Gen-4 Turbo か Gen-3 を選ぶ
- ステップ3:モデルを選んだ後に画像をアップロードする
- ステップ4:動かしたい内容を文章で書いて生成
画像を先に入れてからモデルを切り替えると、画像が外れるので、モデルを決めてから画像を入れてください。
設定について1つ注意があり、Runwayには尺や解像度の設定項目がありません。
ユーザが変更できるのはあくまでもアスペクト比と出力数だけになります。
| 項目 | Runway Gen-4 Turbo |
|---|---|
| アスペクト比 | 選べます(16:9など) |
| 動画の長さ | 5秒固定。変更できません |
| 解像度 | 選択肢がありません |
| 出力数 | 選べます |
他のモデルが4秒〜15秒を1秒刻みで選べたり、480p〜1080pを選べたりするのに対して、Runwayは決め打ちです。迷う余地がないのは楽ですが、調整もできません。
入力に使った画像
検証に使った画像は、管理人がPollo AIで生成した動画から切り出した1コマです。
当サイトでは実在する人物の顔を使わない方針にしていますので、素材にAIの生成物を使いました。元になった動画がこちらです。Vidu Q3 Proで作ったものです。
この動画の1.2秒あたりのコマを1280×720で切り出して、Runwayの入力にしました。「AIが作った映像の1コマを、別のAIに渡して動かす」という流れです。
作例:Runway Gen-4 Turbo(40クレジット・約131円)
上の画像を渡して、次の文章で動かしました。
プロンプト(全文)
宙に浮かぶガラスの破片がゆっくり回転しながら、内側へ向かって集まっていく。青い光が破片の縁に反射する。カメラは静止したまま。
実際の出力:1280×720/5.04秒/2,497kbps/1.5MB
入力した1コマの構図を保ったまま、破片が回転しながら内側へ集まる動きが出ています。画像から動画は、構図が最初から決まっているぶん狙いどおりになりやすいと感じました。
ビットレートは2,497kbpsで、管理人が測った11モデルの中では下位です。40クレジット(約131円)という価格に対しては、数字の上では割高な印象を持ちました。
ガラスが青色に光るところまでは正しく再現できているのですが、ゆっくり回転しながら内側へ集まっていく様子は全く確認できませんでした。
うまくいかないときの直し方
Runwayでの動画生成でうまくいかないときの直し方をいかにまとめておきます。うまく動画を生成できないときは以下のチェックリストを確認してください。
- 生成ボタンが灰色のまま:画像が入っていません。「画像から動画」のページで、画像を入れてください。文章だけでは動きません
- 画像を入れたのにボタンが押せない:モデルを切り替えたときに画像が外れた可能性があります。モデルを決めてから画像を入れ直してください
- 尺を変えたいのに項目がない:Runwayは5秒固定です。設定に長さの項目そのものがありません
- 解像度を上げたい:選択肢がありません。管理人の出力は1280×720でした
- もっと安く試したい:Runwayは40クレジットからです。試作を重ねるなら、1クレジットから使えるVidu AIやWan AIのほうが回数を稼げます
今回の記事で検証できなかったこと
今回の記事で検証できなかったことについていかにまとめておきます。
- Runway Gen-3は未生成:生成後にモデル一覧を開けず、今回は見送りました。表示クレジットは40+です
- Runway公式サイト(runwayml.com)には未登録:この記事はPollo AI経由での手順です。公式から直接使う場合はテキストのみで生成できる可能性があります
- 1本しか生成していない:AI動画は毎回結果が変わりますので、画質の評価には本数が足りません
もし追加で、検証して欲しい場合などはコメント欄などで教えてください。
よくある質問(FAQ)
最後に、Runwayを用いた動画生成に関してよくある質問を以下にまとめておきます。
Runwayでプロンプトを入れても生成ボタンが押せません
Runwayは画像の入力が必須です。「テキストから動画」の画面では、文章を入れてもボタンが有効になりません。「画像から動画」の画面で画像を入れてから操作してください。管理人が確認したかぎり、エラーの表示も出ないので気づきにくいところです。
画像を入れたのにボタンが押せないのはなぜですか?
モデルを切り替えたときに画像が外れている可能性があります。管理人が試したところ、画像を先に入れてからRunwayに切り替えると画像が消えました。モデルを決めてから画像を入れ直してください。
Runwayは何秒の動画が作れますか?
5秒固定です。設定パネルに長さの項目そのものがありませんでした。解像度も選択肢がなく、管理人の出力は1280×720でした。他のモデルが1秒刻みで尺を選べるのに対して、Runwayは決め打ちです。
Runwayは1本いくらですか?
管理人がPollo AI経由で実測したところ、Runway Gen-4 Turboで40クレジット、ウルトラプラン換算で約131円でした。出力のビットレートは2,497kbpsで、同じ条件で比べた11モデルの中では下位です。
入力する画像はどう用意すればいいですか?
管理人は自分でAI生成した動画から1コマを切り出して使いました。当サイトでは実在人物の顔を使わない方針にしているためです。手持ちの写真でも構いませんが、アップロードした素材の扱いについては各サービスの規約を確認してください。
まとめ
Runwayを使ってみて、いちばん伝えたいのは「テキストだけでは生成できない」という点です。「テキストから動画」の一覧に並んでいるのに、文章を入れても生成ボタンが有効になりません。エラーの表示も出ないので、ここで諦めてしまう方は多いと思います。
正解は「画像から動画」のページで画像を入れることです。もう1つの罠は順番で、画像を先に入れてからモデルを切り替えると画像が外れます。モデルを決めてから画像を入れてください。実際に生成できたものは40クレジット(約131円)で、1280×720・5.04秒・2,497kbpsでした。
尺は5秒固定、解像度の選択肢もありません。調整の余地が少ないぶん迷いませんが、細かく作り込みたい場合は他のモデルのほうが向いています。画像から動画という使い方自体は、構図が最初から決まっているので狙いどおりになりやすいと感じました。
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