Gemini Omni Flashで動画を作ってみた|60クレジット払って数値は下位でした【2026年7月】

Gemini Omni Flashってどうなの?

Googleの名前が付いていると高品質・高コスパなモデルなのではないかと期待してしまいます。モデル一覧では「ベータ版」と表示されていました。

今回はこれらを実際に検証するために、管理人が実際に課金して1本生成しました。結論を先に言うと、生成は61秒と速く、音声も入りました。ただしビットレートは1,760kbpsで、同じGoogleのVeo 3.1 Lite(5,023kbps)を大きく下回りました。

検証日: 2026年7月30日。Pollo AIのウルトラプラン(実際に課金)経由でGemini Omni Flashを1本生成しました。消費クレジットは生成前後の残高の差から測った実測値です(60クレジット、残高1,835→1,775)。解像度・尺・ビットレート・音声トラックの有無は、生成された動画をダウンロードしてMP4ファイルから読み取りました。比較に使っているVeo 3.1 LiteとKling 3.0は2026年7月27日に同じプロンプトで生成したものです。なお2026年7月30日にPollo AIの生成クレジットが全体的に4倍になっていますので、価格は日付とあわせてお読みください。1本のみの結果である点にご注意ください。

結論:速いが、ビットレートは下位でした

先に結論です。同じプロンプトで作った3本を比べます。

モデル消費解像度ビットレート音声
Gemini Omni Flash60cr
(7/30)
1280×7201,760kbpsあり
Veo 3.1 Lite(同じGoogle)30cr
(7/27)
1280×7205,023kbps
Kling 3.00cr
(無制限)
1280×7206,437kbps

ビットレートは3本の中でいちばん低いという結果でした。同じGoogleブランドのVeo 3.1 Liteの3分の1程度です。

良かった点もあります。

  • 生成が61秒と速い(Soraは数分かかることがあります)
  • 音声トラックが入っている(MP4の構造から確認)

ただし60クレジットを払う理由は、数値の上では見えませんでした。無制限対象のKling 3.0なら0クレジットで6,437kbpsが出ます。

モデル一覧には「ベータ版」と表示されていました。まだ仕上がっていない段階なのかもしれません。Googleの名前で期待して選ぶと、数値では期待を下回る可能性があります。

とはいえ定量的に見える項目だけですと、AIモデルの本当の性能を見落としてしまう可能性もありますので、実際に作成された動画をここから確認していきましょう。

作例:Gemini Omni Flash(60クレジット)

実際に生成したものです。

プロンプト(全文)

割れたガラスのコップの破片が宙に浮かび、時間が逆再生されるように少しずつ集まって元のコップの形に戻る。暗い背景に一本のスポットライト。カメラはゆっくり右へ回り込む。

この文章は当サイトで複数のモデルを比べるときに使っている共通のものです。物理の再現とカメラの動きを同時に要求します。

実際の出力:1280×720/5.01秒/1,760kbps/1.05MB
消費60クレジット/所要61秒

音声トラックが入っている点は、Wan 2.7やVidu Q3 Proと同じです。音のある映像が要る場面では利点になります。

見ていただくと分かるように、抽象的な指示にもかかわらず物理演算も考慮された形でコップが作られていることがわかります。この結果から、Google Omni Flashは日本語の解釈性能・物理演算シミュレーションなども含めて、非常に高品質なモデルであることがわかります。

Gemini Omni Flash(実測60クレジット・1280×720・5.01秒・1,760kbps・音声あり)

同じGoogleのVeo 3.1 Liteと比べます

同じGoogleブランドのVeo 3.1 Liteです。同じプロンプトで生成しました。

実際の出力:1280×720/6.0秒/5,023kbps/3.59MB
消費30クレジット(2026年7月27日時点)

ビットレートは約2.9倍です。同じブランド内でもここまで差が出ました。

ただし価格の比較には注意が必要です。Veo 3.1 Liteの30クレジットは7月27日時点の値で、7月30日には4倍の120クレジットになっています。同じ日付で比べるとGemini Omni Flash(60)のほうが安い計算です。

モデル7/30時点の価格ビットレート
Gemini Omni Flash601,760kbps
Veo 3.1 Lite120(推定)5,023kbps

半額でビットレートは3分の1という関係です。安さを取るならGemini、中身を取るならVeoということになります。

※Veo 3.1 Liteの7/30時点の価格は、他モデルで確認した4倍という倍率からの推定です。実測ではありません。

コップとガラスという2つの要素やその動きはある程度、現実的な形とはなっているものの、どうしても物理演算の再現は微妙な結果となりました。

比較:Veo 3.1 Lite(同一プロンプト・2026年7月27日/実測30クレジット・5,023kbps)

0クレジットのKling 3.0と比較

Pollo AIでは、ウルトラプランの場合はKling3.0というモデルを用いて無制限に動画を生成することができます。次に、無制限キャンペーンの対象になっているKling 3.0と並べます。

実際の出力:1280×720/4.04秒/6,437kbps/3.1MB
消費0クレジット(トグルをオンにした場合)

モデル消費ビットレート
Gemini Omni Flash601,760kbps
Kling 3.0(無制限)06,437kbps

0クレジットで3.7倍のビットレートです。

ただし無制限には条件があります。

  • 対象はKling 3.0とPollo 2.5の2モデルだけ
  • 無制限が効くのは標準(720P)のときだけ
  • 期間限定(管理人が確認した時点で残り6/10日)

詳しくは動画生成AIの「無制限」は本当に使い放題?にまとめています。

無制限が終わったあとであれば、Gemini Omni Flashも選択肢に入ってきます。音声つきで61秒という速さは、条件次第で価値になります。

作例された動画は、ちょうど Veo と Google Omni Flash の中間と言える品質になりました。

比較:Kling 3.0(同一プロンプト・無制限で0クレジット・6,437kbps)

検証しきれなかったこと

今回の検証の中で、検証しきれなかったことを以下に正直に書いておきます。

  • 1本しか生成していない:AI動画は毎回結果が変わりますので、ビットレートの評価には本数が足りません
  • 比較の生成日が異なる:Gemini Omni Flashが7月30日、Veo 3.1 LiteとKling 3.0が7月27日です
  • Veo 3.1 Liteの7/30時点の価格は推定:他モデルで確認した4倍という倍率から計算したもので、実測していません
  • 音声の内容は未評価:トラックの有無をファイル構造から確認したところまでです
  • 尺やアスペクト比を変えた場合は未検証:5秒・16:9のみです
  • Google公式(Gemini)経由では未検証:Pollo AI経由の結果です

もし、Gemini Omni Flashモデルに関連して質問や追加で検証して欲しい内容などがある方はぜひコメント欄にてお教えてください。

よくある質問(FAQ)

最後に、Gemini Omni Flashについてよくある質問を以下にまとめておきます。

Gemini Omni Flashは1本いくらですか?

2026年7月30日時点で60クレジットでした。ウルトラプラン換算で約197円です。出力数は既定で1になっており、これ以上下げる余地はありませんでした。なお同日にPollo AIの生成クレジットは全体的に4倍になっていますので、日付とあわせて確認してください。

画質はどうでしたか?

ビットレートは1,760kbpsで、同じプロンプトで比べた3本の中でいちばん低い結果でした。同じGoogleブランドのVeo 3.1 Liteが5,023kbps、無制限対象のKling 3.0が6,437kbpsです。ただし1本のみの結果ですので、これで実力を断定はできません。

音声は入りますか?

入っていました。生成された動画をダウンロードしてMP4の構造を調べたところ、音声トラックが含まれていました。音のある映像が必要な場面では利点になります。Wan 2.7やVidu Q3 Proも音声つきでした。

生成にどれくらいかかりますか?

管理人が計測したところ61秒でした。今回検証した中では速いほうです。無制限モードのKling 3.0やPollo 2.5は混雑時に数分かかることがありましたので、速さを求める場面では候補になります。

Gemini Omni Flashを選ぶ理由はありますか?

速さと音声つきという点です。ただし無制限キャンペーンが使える期間は、0クレジットのKling 3.0のほうが得です(ビットレートも3.7倍)。無制限が終わったあとであれば選択肢に入ってきます。なおモデル一覧には「ベータ版」と表示されていましたので、今後改善される可能性もあります。

まとめ

Gemini Omni Flashを実際に生成して測った結果、ビットレートは1,760kbpsで、同じプロンプトで比べた3本の中でいちばん低いという結果でした。同じGoogleブランドのVeo 3.1 Liteが5,023kbps、無制限対象のKling 3.0が0クレジットで6,437kbpsですので、60クレジット払う理由は数値の上では見えませんでした。良かった点は速さと音声です。

61秒で完成し、MP4には音声トラックが入っていました。速く仕上げたい場面や、音のある映像が要る場面では候補になります。ただし無制限キャンペーンが使える期間は、0クレジットのKling 3.0を選んだほうが得です。無制限は残り6/10日と表示されていましたので、終わったあとに改めて検討する価値があると思います。

なおモデル一覧には「ベータ版」と表示されていました。現時点の数値だけで見切るのは早いかもしれません。1本のみの結果ですので、数字はひとつの目安としてお読みください。

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