GPT Image 2って、実際どこまでできるの?
とくに日本語の文字は、画像生成AIがずっと苦手としてきた部分です。
今回の記事では、実際にGPT Image 2で画像生成して確かめました。結論から言うと、日本語のインフォグラフィックが本文まで正確に作れました。
タイトルだけでなく、各ステップの説明文や注釈まで、拡大しても崩れていません。
今回の記事では、GPT Image 2を使った作例も含めて紹介します。
無制限で使える画像モデルの全体像は画像生成AIを無料で無制限に使えるか検証にまとめています。
結論:日本語の文字がいちばんの強み
先に、GPT Image 2を使った画像生成について、結論をまとめます。
| 項目 | 結果 |
|---|---|
| 日本語の文字 | 本文レベルまで正確。今回いちばんの強み |
| 消費クレジット | 0(無制限の対象モデル) |
| 出力解像度 | 1920×1088(6枚とも同じ) |
| 生成時間 | 103〜119秒。他モデルより遅い |
日本語の文字については、短い単語だけでなく、複数行の本文まで正確に出せました。これは他のモデルと比べて明確な差がありました。
弱点は速度で、Nano Banana 2が23秒で終わるのに対し、GPT Image 2.0は100秒以上かかります。
作例1:日本語のインフォグラフィック(0クレジット)
いちばん驚いた作例です。
プロンプト(全文)
AI動画生成の仕組みを説明する日本語のインフォグラフィック。「テキスト入力」「AIが解析」「動画生成」の3ステップが矢印でつながっている。清潔な白背景、青を基調としたフラットデザイン。
実際の出力:1920×1088/1108KB/119秒/0クレジット
指示したのは「3ステップを矢印でつなぐ」ということだけです。それ以外はAIが自分で構成しました。
- タイトル「AI動画生成の仕組み」と、その下の説明文
- ①テキスト入力 ②AIが解析 ③動画生成 の3ステップ
- 各ステップの下に2〜3行の説明文
- いちばん下に「ポイント」の注釈欄
すべて正しい日本語です。拡大して確認しましたが、崩れた文字は見つかりませんでした。

拡大しても日本語が崩れていません
「遠目には日本語に見えるが、拡大すると崩れている」というのが従来のAI画像でした。そこで拡大して確認しました。
画面の中の入力欄に書かれていたのは、次の文章です。
青空の下、
海辺を走る車の映像。
爽やかで明るい雰囲気。
3行とも自然な日本語で、漢字も正確です。読点の位置も違和感がありません。
そのほか、アイコンの下の小さなラベルも確認しました。
- 「テキスト理解」
- 「音声・BGM生成」
- 「映像イメージ生成」
- 「動き・構図の設計」
いずれも正しく描かれています。プロンプトにはこれらの文言を一切書いていません。AIが文脈から自分で考えて文字を配置しました。資料やスライドの下書きに使えるレベルだと感じました。
同じプロンプトで他モデルと比べると差が顕著に
この日本語の精度が、GPT Image 2.0だけの特徴なのかを確かめました。同じプロンプトをSeedream 5.0 Liteに入れた結果がこちらです。
| 箇所 | GPT Image 2.0 | Seedream 5.0 Lite |
|---|---|---|
| タイトル | AI動画生成の仕組み | AI 動画生成的仕概み |
| ステップ1 | テキスト入力 | テキス入力 |
| 説明文 | 正確 | プロンテトを入力する |
| 例文 | — | 空飛な猫のアニメ |
Seedreamのほうは「の」が「的」になっています。これは中国語の語法です。「仕組み」が「仕概み」、「テキスト」が「テキス」、「プロンプト」が「プロンテト」と崩れています。
ただし公平に補足すると、Seedreamも短い文字列は正確に描けます。別の検証で「本日開店」という看板を作ったときは、3モデルとも正しく描けました。
差が出るのは、長い文章や複数箇所に文字が入る場合です。
下にSeedreamの結果を置きますので、見比べてください。

作例2:ECサイト向けの商品写真(0クレジット)
文字のない題材でも試しました。
プロンプト(全文)
黒いワイヤレスイヤホンの商品写真。白い背景に置かれ、上からのやわらかい照明で影が薄く落ちる。ECサイトの商品画像として使える構図。
実際の出力:1920×1088/103秒/0クレジット
白背景にイヤホンとケースが配置され、影も自然に落ちています。そのままECサイトに使える構図で出てきました。
指示していない小物や背景を足してこないのも扱いやすい点です。商品写真では余計な要素が入ると使いにくくなりますので、ここは実用的だと感じました。

作例3:アニメ調のイラスト(0クレジット)
写実だけでなくイラストも試しました。
プロンプト(全文)
アニメ風のイラスト。放課後の教室で窓辺に座る制服の女子生徒が、外を眺めている。夕日が机に長い影を落とす。セル画調で線がはっきりしている。
実際の出力:1920×1088/2309KB/119秒/0クレジット
「セル画調で線がはっきり」という指示が反映され、夕日が机に落とす影も表現されています。教室の小物も破綻していません。
写実からイラストまで、1つのモデルでも様々な画像を生成することができました。

仕様と設定:出力は1920×1088で固定
生成した画像をダウンロードして調べました。
| 項目 | 実測値 |
|---|---|
| 解像度 | 1920×1088(6枚とも同じ) |
| 形式 | PNG(原寸)/WebP(表示用) |
| 容量 | 原寸で1.1MB〜2.3MB |
| 生成時間 | 103〜119秒 |
設定画面で触れる項目は次のとおりでした。
- アスペクト比(16:9など)
- 出力数
- 品質(Medium などの段階)
- 自動
他のモデルと比べると速度は明確に遅いです。
| モデル | 生成時間 |
|---|---|
| Nano Banana 2 | 23秒 |
| Seedream 5.0 Lite | 39〜119秒 |
| GPT Image 2.0 | 103〜119秒 |
枚数を試すならNano Banana 2、日本語の文字が要るならGPT Image 2.0という使い分けになりそうです。
0クレジットで利用可能(365日間)
GPT Image 2.0は無制限の対象モデルでした。管理人が生成した6枚は、すべて消費0クレジットです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 通常の最低クレジット | 1+ |
| 無制限バッジ | あり |
| 期間 | 365日間(確認時点で残り362日) |
ただし設定バーの「無制限」トグルをオンにする必要があります。オフのままだと通常どおりクレジットが引かれます。
見分け方は簡単で、生成ボタンに「無制限」と表示されていれば0クレジット、数字が出ていれば課金です。押す前に確認してください。
期間が365日あるので、じっくり試せるのが利点です。動画側の無制限は10日間しかありませんでした。
未検証事項
今回の検証において検証しきれなかった点を以下にまとめておきます。
- 各条件1枚ずつ:画像生成は毎回結果が変わりますので、日本語が常に正確とは限りません。何枚か作って選ぶ前提で考えてください
- OpenAI公式(ChatGPT)経由では未検証:この記事はPollo AI経由での結果です。公式経由では解像度や設定が違う可能性があります
- 品質設定(Medium など)を変えた比較は未実施
- 画像の編集機能は未検証:この記事は文章から画像を作る機能のみです
- 商用利用の可否は扱っていません。提供元とサービスの規約を確認してください
もし追加で質問や検証して欲しい項目などがございましたらコメント欄でお教えください。
よくある質問(FAQ)
最後に、GPT Image 2に関連してよくある質問を以下にまとめておきます。
GPT Image 2は日本語の文字を正しく描けますか?
管理人が試したかぎり、かなり正確でした。日本語のインフォグラフィックを作ったところ、タイトルだけでなく各ステップの説明文や注釈まで正しく描けています。拡大しても「青空の下、海辺を走る車の映像。爽やかで明るい雰囲気。」といった複数行の文章が自然な日本語でした。ただし1枚ずつの結果ですので、常に正確とは限りません。
他の画像モデルと比べてどうですか?
日本語の精度で差が出ました。同じプロンプトをSeedream 5.0 Liteに入れたところ、「AI動画生成的仕概み」「テキス入力」「プロンテト」といった崩れが出ています。「の」が「的」になるなど中国語の語法も混ざっていました。一方で速度はGPT Image 2.0が最も遅く、Nano Banana 2の23秒に対して100秒以上かかります。
GPT Image 2は無料で使えますか?
管理人が検証したPollo AIのウルトラプランでは、GPT Image 2.0が無制限の対象で、6枚生成してすべて0クレジットでした。期間は365日間です。ただし設定の「無制限」トグルをオンにする必要があり、オフのままだと通常どおり課金されます。
出力の解像度は?
管理人が生成した6枚はすべて1920×1088でした。原寸はPNGで1.1MB〜2.3MBです。ブログのアイキャッチや資料への貼り付けには十分な大きさだと思います。
どんな用途に向いていますか?
日本語の文字が入る画像に向いています。インフォグラフィック、看板、資料の図など、文字が読める必要があるものです。逆に枚数を数多く試したい場合は、23秒で終わるNano Banana 2のほうが効率的でした。
まとめ
GPT Image 2を実際に使ってみて、いちばんの発見は日本語の精度でした。インフォグラフィックを作らせたところ、タイトルから各ステップの説明文、いちばん下の注釈欄まで、すべて正しい日本語で出てきます。
拡大しても崩れていません。プロンプトに書いていない文言もAIが自分で考えて配置しており、資料の下書きに使えるレベルだと感じました。同じプロンプトをSeedream 5.0 Liteに入れると「AI動画生成的仕概み」のように崩れましたので、この差はモデルによるものです。
弱点は速度で、100秒以上かかります。Nano Banana 2が23秒で終わるのと比べると明確に遅いです。枚数を試したいならNano Banana 2、日本語の文字が要るならGPT Image 2.0という使い分けが現実的だと思います。なおGPT Image 2.0は無制限の対象モデルで、今回の6枚はすべて0クレジットでした。期間は365日ありますので、じっくり試せます。
30以上のモデルを1つのアカウントで
Kling・Veo・Soraを個別に契約しなくても、Pollo AIならまとめて試せます。管理人もプロプラン(月額$29)で検証しています。
※広告リンクです。ここから登録いただくと管理人のお財布が少しあたたまり、次の検証の課金代になります。もちろんみなさんの料金は変わりません。


コメント