Pika AIをレビュー|料金と生成時間は?待ち時間が長い【作例つき・2026年7月】

Pika AIって実際どうなの?

名前はよく見かけますが、料金も生成時間も、使ってみないと分かりません。

そこで管理人が実際に課金して設定別の料金を計測し、1本生成して出てきたファイルの中身を確認してみました。また、実際に生成された動画についても本記事の中で紹介しています。

結論を先に言うと、生成に約11分かかりました。今回検証した11モデルの中でいちばん長い待ち時間です。

検証日: 2026年7月27日。Pollo AIのウルトラプラン(実際に課金)経由でPika 2.2を1本生成しました。消費クレジットは生成前後の残高の差から測った実測値です(90クレジット)。解像度・尺・ビットレートは、生成された動画をダウンロードしてMP4ファイルから読み取りました。設定別の必要クレジットは生成ボタンの表示を読み取ったもので、この採取自体の消費は0です。円換算はウルトラプラン(月$219/10,000クレジット)を基準に1ドル150円で計算しました。Pika公式サイト(pika.art)には登録していませんので、この記事はPollo AI経由での検証です。

結論:待ち時間が長く、10秒の値段が高い

先に今回の検証の結論を以下にまとめておきます。5秒の動画にかかるクレジット数は30クレジットとと他のモデルと比較すると高めでした。

項目実測値
5秒・720pの費用30クレジット(約99円)
10秒・720pの費用90クレジット(5秒の3倍
生成にかかった時間約11分
出力1280×720 / 10.04秒 / 1,867kbps

特に、今回の検証を踏まえた特筆すべき点として、以下の2点が挙げられます。

  • 10秒が5秒の3倍:他のモデルは倍尺なら倍額でしたが、Pikaはなぜか3倍でした。
  • 生成に11分もの時間がかかりました:モデル一覧に「485秒」と表示されていたとおり、実際に長いです

管理人は待機を打ち切ってしまい、あとから「マイ作品」の履歴を確認して動画を見つけました。Pikaを使うときは、待つつもりで始めてください。

他のモデルは1分から3分で終わっていたので、同じ感覚で待っていたら終わりませんでした。クレジットは先に引かれているので、画面を閉じてしまっても生成自体は進んでいます。マイ作品を見れば残っています。

設定別の料金は?

生成ボタンに必要クレジットが表示されるので、設定を変えながら表示を読むだけで集めました。押さなければ課金されないので、この計測自体は0クレジットです。

設定消費クレジットウルトラ換算1秒あたり
5秒・720p30約99円6.0cr
10秒・720p90約296円9.0cr
5秒・1080p70約230円14.0cr
10秒・1080p150約493円15.0cr

ここでいちばん注意したいのが尺の増え方です。

  • 720pで動画の尺の長さを5秒から10秒に変更すると、必要クレジット数は30から90クレジットに3倍に増加しました。
  • 一方で。1080pなら70→150で約2.1倍にとどまります

管理人がこれまで測ってきた他のモデルは、ほぼ例外なく尺に比例していました。

モデル尺を倍にすると
Seedance 2.0ちょうど2倍
Sora 2ちょうど2倍
Hailuo 2.3ちょうど2倍
Pika 2.2(720p)3倍

Pikaで10秒を作るなら、720pではなく1080pを選んだほうがコスパが良いと言えます。720pの10秒(90クレジット)と1080pの10秒(150クレジット)は、1秒あたりで見ると9.0対15.0です。

とはいえ、尺の長さが良いから動画としての品質が良い?解像度が良いから生成される動画の品質が良いかというともちろん全くもってそんなことはありません。ここからは実際に管理人がPollo AI経由でPika AIを使って作成してみた動画の作例を使ったプロンプトとともに紹介していきます。

作例:10秒・720p(90クレジット・約296円)

実際に生成したものです。

プロンプト(全文)

割れたガラスのコップの破片が宙に浮かび、時間が逆再生されるように少しずつ集まって元のコップの形に戻る。暗い背景に一本のスポットライト。カメラはゆっくり右へ回り込む。

この文章は、当サイトで11モデルを比べるときに使っている共通のものです。物理の再現とカメラの動きを同時に要求します。

実際の出力:1280×720/10.04秒/1,867kbps/2.23MB

設定した10秒に対して実際は10.04秒とほぼぴったりでした。

ビットレートは1,867kbpsです。管理人が同じプロンプトで測った11モデルの中では下位にあたります。90クレジット(約296円)という価格に対しては、数字の上では割高な印象を持ちました。

また、実際に生成された動画をみると、性能は非常に微妙でした。コップの破片が宙に浮かぶようなことはありませんでした。また、ゆっくりと回るように指示したカメラもそれなりのスピードで回っていました。

Pika 2.2(10秒・720p/実測90クレジット・約296円・1280×720・10.04秒・1,867kbps)

同じ90クレジットで、他に何が作れるか?

90クレジットという値段が高いのか安いのかという点について多くの方が疑問を持つと思うので、他の動画生成モデルの必要クレジット数を以下にまとめておきます。

モデル消費ビットレート
Pika 2.290cr10.04秒1,867kbps
Sora 2 Pro(同額)90cr4.10秒2,233kbps
Vidu Q3 Pro(4分の1)20cr5.04秒8,498kbps

公平に見ると、Pikaには「10秒撮れる」という強みがあることがわかります。同額のSora 2 Proは4.10秒です。長さで選ぶならPikaに分があります。

一方でデータ量では見劣りします。4分の1の値段のVidu Q3 Proが8,498kbpsを返しているのに対し、Pikaは1,867kbpsです。

まとめると、Pikaを選ぶ理由があるとすれば「10秒を1本で撮りたいとき」だと思います。短い動画でよければ、他にもっと安くて濃い選択肢があります。

下に4分の1の値段のVidu Q3 Proを並べますので、見比べてください。

比較:Vidu Q3 Pro(4分の1の20クレジット/1280×720・5.04秒・8,498kbps)

生成の待ち時間がかなり長い

料金と同じくらい実務に効くのが待ち時間です。

Pollo AIのモデル一覧には、モデルごとに目安時間が表示されています。Pika 2.2は485秒と書かれていました。約8分です。

モデル表示されている目安管理人の実測
Pika 2.2485秒約11分
Seedance 2.0240秒約2分
Kling 3.0270秒約1分
Pollo 2.580秒約1分

他のモデルは表示よりずっと早く終わりました。Pikaだけが表示どおり、むしろそれより長くかかっています。

管理人は11分待ったところで打ち切ってしまい、動画を取り逃しました。クレジットは先に引かれていますので、90クレジットを払った状態で結果が見えないという状況になります。

ただし生成自体は進んでいます。画面上部の「マイ作品」を開けば、完成した動画が残っています。管理人もそこから見つけました。

Pikaを使うときは、待つか、あとでマイ作品を見に行くつもりで始めてください。

今回の検証の制約事項

今回の検証では、Pika AIについて検証しましたが、まだまだ検証できていない項目があります。以下にに検証の内容についてまとめておきます。

  • 1本しか生成していない:AI動画は毎回結果が変わりますので、画質の評価には本数が足りません
  • 1080pは生成していない:クレジット表示を確認したところまでです
  • 生成時間は1回の計測:混雑具合で変わりますので、常に11分かかるとは限りません
  • Pika公式サイト(pika.art)には未登録:この記事はPollo AI経由での検証です。公式の料金プランは確認していません
  • ビットレートは画質そのものではない:しかも映像の中身によって大きく変わります。今回の記事で紹介した作例に基づいて判断してください。

そのほかにも疑問などがありましたらぜひコメント欄にて教えてください。

よくある質問(FAQ)

最後に、Pika AIについてよくある質問を以下にまとめておきます。

Pika AIは1本いくらですか?

管理人がPollo AI経由で実測したところ、5秒・720pで30クレジット(ウルトラプラン換算で約99円)、10秒・720pで90クレジット(約296円)でした。1080pなら5秒70クレジット、10秒150クレジットです。

なぜ10秒が5秒の3倍なのですか?

理由は分かりませんが、実際に生成ボタンの表示がそうなっていました。720pで5秒が30、10秒が90クレジットです。他のモデルはほぼ尺に比例していましたので、Pikaは独特です。なお1080pでは70→150と約2.1倍にとどまるため、10秒を作るなら1080pのほうが割に合います。

生成にどれくらい時間がかかりますか?

管理人が計測したところ約11分でした。今回検証した11モデルの中でいちばん長い待ち時間です。モデル一覧にも「485秒」と表示されており、他のモデルが表示より早く終わるのに対して、Pikaは表示どおりかそれ以上かかりました。

待っている途中で画面を閉じても大丈夫ですか?

生成自体は進んでいます。管理人は待機を打ち切ってしまいましたが、画面上部の「マイ作品」を開いたら完成した動画が残っていました。クレジットは生成開始時に引かれますので、閉じても無駄にはなりません。

Pikaを選ぶ理由はありますか?

10秒を1本で撮りたいときだと思います。同じ90クレジットのSora 2 Proは4.10秒でしたので、長さではPikaに分があります。一方でビットレートは1,867kbpsと下位で、4分の1の値段のVidu Q3 Pro(8,498kbps)に数字では及びませんでした。短い動画でよければ他に安い選択肢があります。

まとめ

Pika AIを実際に使ってみて、いちばん印象に残ったのは待ち時間でした。約11分かかっています。今回検証した11モデルの中でいちばん長く、他のモデルが1分から3分で終わるのとは別物です。管理人は待機を打ち切ってしまい、あとから「マイ作品」を開いて動画を見つけました。

クレジットは先に引かれますので、閉じても生成自体は進みます。料金にも特徴があり、720pでは10秒が5秒の3倍(30→90クレジット)でした。他のモデルはほぼ尺に比例していましたので、ここはPika独特です。1080pなら約2.1倍にとどまりますので、10秒を作るなら1080pのほうが割に合います。

出力は1280×720・10.04秒・1,867kbpsで、同じプロンプトで測った11モデルの中では下位でした。Pikaを選ぶ理由があるとすれば「10秒を1本で撮りたいとき」だと思います。短い動画でよければ、4分の1の値段でより濃い映像を返すモデルがあります。

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